中野雷太アナ「怪獣クン」 [実況アナ!]
2009/09/03(木) 10:14


今年の夏は、とにかく体調不良に悩まされました。宝塚記念が終わった頃、つまり夏の始まりから先月中旬までは、ひたすら風邪にやられ続け、夏の終わりの今週には、とどめのヘルペス(帯状疱疹)が顔面に出る始末。とにかく、健康に、普通でいられることのありがたみを痛感した2009夏。暑さに強い自分、夏は大好きな、得意な季節のはずなのに、これではこの先、苦手な冬を無事乗り切れるのかどうかと、今から心配しています。

さて、今日9月3日で、我が息子は1歳2か月になりました。高速ハイハイで家中を動き回り、ソファーやベッドの上で突然立ち上がって落下しそうになったりと(たまに落下しますが)、目を離した隙に何をされるのか、夫婦揃って戦々恐々の毎日です。

初めてハイハイの一歩目が前に出た6月初旬、その光景には感動を覚えたものでしたが、動けるようになるということが、どれだけ親にとっては大変なことだったのかと、今になって思います。まだ歩けないからマシなのですが、これで歩けるようになったら、一体どんなことになってしまうのか?本能のままに、縦横無尽に動きまわる息子は、まさに”怪獣”そのもの。特に大人が使っている物には何でも興味を示し、ダダダッと寄ってきては、ひたすら触ったり、口に入れたりともう大変。うかつに物を放置することも出来なくなってしまいました。

例えば僕の場合、タバコやライター、ビールの缶、携帯電話、リモコンなど、息子の手の届く場所には絶対に置いておけません(よく放置して妻に怒られますけど)。さらに最近は、財布も標的に。器用に開けては、お札やカードを抜き出して遊ばれる始末。今これを打っているパソコンもそう。ニヤっと笑いながら寄ってきては、キーをメチャクチャ叩こうと必死。それがダメだと、ディスプレイをバンバン叩いたりと、もうやりたい放題です。

性質が悪いのは、叱られても、それを理解できないこと。叱られると、むしろそんな親の反応が嬉しいのか、もっとやり出そうとしてしまうのですよね。そのあたりが、まさに”怪獣”なのですが、まだ1歳2カ月になったばかり、仕方がない。彼のペースにこちらが合わせて行動せざるを得ないと、そのあたりは諦めています。とにかく、我慢と忍耐、ですかね。

でも誰もが皆、こうやって成長していくのでしょうから、これでいいのでしょう。逆に、当時はこうであったろう自分を育ててくれた、親への感謝の気持ちが、こんな怪獣クンと接していて、より強くなったように思います。孫に対して、「世界一可愛い」とデレデレになっている自分の両親に対し、それならば少しでも多く会わせてあげたい、そういう気持ちが、自然と湧いてくるようになりました。帰省なんて、かつては年に1~2回、それも出張時にしかしなかった自分がこうも変わるとは……ちょっと変な感じですが、自然とそうなるのだから、人間不思議なものです。

車を持たない我が家、帰省や旅行も含め、移動は全て公共交通機関。「頼むから怪獣クン、電車の中では、もう少しおとなしくしようよ、ね。周りのお客さんに迷惑がかかるしさ」。いつになったら、理解してくれるのでしょうか。