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札幌9Rの第45回札幌記念(GII、芝2000m)は7番人気ヤマニンキングリー(柴山雄一騎手)が好位追走から直線抜け出し、外から脚を伸ばした1番人気ブエナビスタをクビ差抑えて優勝。勝ちタイムは2分0秒7(良)。さらに3/4馬身差で3着に4番人気サクラオリオンが入った。2番人気マツリダゴッホは9着。

ヤマニンキングリーは栗東・河内洋厩舎の4歳牡馬で、父アグネスデジタル、母ヤマニンアリーナ(母の父サンデーサイレンス)。通算成績は17戦6勝となった。

~レース後のコメント~
1着 ヤマニンキングリー(柴山騎手)
「強い馬はいたけど、この馬のレースをさせることだけ考えてレースをさせました。うまく流れに乗って、久々でしたがよく我慢してくれました」

(河内師)
「菊花賞の後、使い詰めで来ていたので予定通り休みを取って、うまくリフレッシュさせることが出来ました。うまく仕上がって理想のレースが出来ましたね。秋は天皇賞路線を考えていましたが、ここを勝ったのである程度自信を持っていけますね」

2着 ブエナビスタ(安藤勝騎手)
「今日は久々のせいで馬がちょっとカリカリしていたせいか、スタートでびっくりするくらいカーンと出て、100mくらい行きたがっていた。本当は後ろからどこかで内に入れて我慢させるつもりだったのが、外、外を回らされる不利なレース。マツリダゴッホが動いて行った時にその後ろについて行ったんだけど、あれで完全に捲り切ってくれれば良かったけどね。小回りでコーナーで動いたせいか、少し動きが鈍かったけど、最後の100mはグンという伸び。長い芝も問題ないし、広いコースならじっくり仕掛けられるだろうから、今回の2着の結果も決して悪くない。ただ、ヨーロッパのレースを考えるとスタートはもっとゆっくり出てくれた方がいいね」

(松田博師)
「オーナーと、勝ったらと話していて、負けましたからね。フランスには行きません。クラブの会員さんがいるので早めに決めて言っておかないとね。惜しかったけれど、“勝ちに等しい”ではダメです。勝ったらという条件でした。レースはいくらでもあるし。今日454キロで桜花賞と同じ、これでは輸送で減ってしまうだろう。ということで、次は秋華賞になるだろう。トライアルは使わなくていいでしょう」

3着 サクラオリオン(秋山騎手)
「今日は思ったより馬が前に行ってくれず後方から。勝負どころで狭くなったり、今日はダメかと思ったけど、直線に向いてからはいい伸び脚だった。力はあるね」

4着 マンハッタンスカイ(吉田稔騎手)
「この馬のイメージから、追って伸びる感じはなかったので早め早めに動いて行った。よく粘ったし、ゴールの時には3着かと思ったんだけど…」

5着 トーセンキャプテン(藤岡佑騎手)
「久々のレースだったんですが、この馬らしいレースをようやくしてくれました。次に繋がるレースが出来て良かったです」

9着 マツリダゴッホ(横山典騎手)
「これだけ負けたんだから話すこともないでしょ」


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