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曇、良馬場の川崎競馬場で行われた地方全国交流重賞=第6回スパーキングサマーカップ(SIII・1600m・1着賞金1200万円)は、笠松から遠征した2番人気マルヨフェニックス(尾島徹騎乗)が1分39秒9で勝った。

 ゴールドイモンが先手を奪ってベルモントプロテア、ヴァイタルシーズがマークして追走。1番人気のマンオブパーサーは好位4番手、マルヨフェニックスは5番手につけた。4コーナーでヴァイタルシーズが仕掛けて先頭に立つと、マルヨフェニックスとマンオブパーサーも連れて追い上げて直線へ。ヴァイタルシーズが粘っていたが、徐々に差を詰めたマルヨフェニックスがゴール前で外から捉えて最後は3/4馬身差をつけて勝った。中団にいたルースリンドが大外から伸びて2着、マンオブパーサーは叩き合いから最後に僅かに遅れて1/2馬身差で3着、クビ差の4着がヴァイタルシーズだった。5着はガッサンプリンス、ベルモントプロテアは直線伸びを欠いて6着だった。

 勝ったマルヨフェニックスは父エイシンサンディ、母ビューティーエミ(その父ビーインボナンザ)という血統の5歳牡馬で、笠松・柴田高志調教師の管理馬。3歳時には東海ダービーを勝ち、南関東勢を破って黒潮盃(大井)を制するなど地元東海地区以外にも積極的に遠征し、昨年の帝王賞4着などダートグレード競走でも善戦を続けている。通算成績は26戦11勝(うちJRA1戦0勝)で重賞は7勝目、南関東での重賞制覇は黒潮盃以来で2回目。


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