ディープスカイ、屈腱炎で引退決定 [News]
2009/08/19(水) 13:43


 昨年のNHKマイルカップ、日本ダービーなどを制したディープスカイ(牡4歳、栗東・昆貢厩舎)が、左前浅屈腱炎を発症していることが判明した。

 なお、ディープスカイは今後競走馬登録を抹消し、種牡馬になる予定。

<通算成績>
17戦 5勝 (獲得賞金 6億4213万9000円)

<重賞勝鞍>
2008年 日本ダービー(JpnI)
2008年 NHKマイルカップ(JpnI)
2008年 神戸新聞杯(JpnII)
2008年 毎日杯(JpnIII)

●管理する昆貢調教師のコメント
「馬の状態が秋に向けてとても順調だっただけに、突然の出来事でとても残念です。NHKマイルカップと日本ダービーを制覇してくれたことが忘れられない思い出となっています。
 最初は目立たない馬でしたが、ダービーを制してとても注目されるようになり、サラブレッドの可能性というのを改めて我々に認識させてくれた馬でした。
 昨年の秋以降、悔しいレースが続きましたが、この悔しさをバネに種牡馬として活躍してくれることを期待しています。
 ディープスカイの仔で、また大きなタイトルを獲りたいと思いますので、ディープスカイ同様に応援をお願いします」

●四位洋文騎手のコメント
「屈腱炎という病気は競走馬の宿命のようなものなので、仕方がないです。
 昨年の秋から惜しいレースが続いていたので、この秋は雪辱を果たそうと自分も力が入っていたところでした。その夢はかなわなくなってしまいましたが、ディープスカイは血統的にも良い馬なので、次の世代につながるよう次の仕事を頑張ってほしいです。将来、ディープスカイの仔でレースに乗ることを楽しみにしています。
 今はありがとうという感謝の気持ちでいっぱいです」

(JRA発表による)

 ディープスカイは父アグネスタキオン、母アビ(その父Chief’s Crown)という血統で、生産は笠松牧場、馬主は深見敏男氏。2007年秋のデビューから初勝利までに6戦を要したが、その後初重賞挑戦となったアーリントンカップで3着と健闘し毎日杯で重賞初制覇。NHKマイルカップ、ダービーを連勝して世代の頂点に立ち、秋にも天皇賞、ジャパンカップで古馬相手に僅差の勝負を演じて2008年のJRA賞最優秀3歳牡馬に選ばれた。
 古馬になってからは大阪杯・安田記念2着、宝塚記念3着と惜しいレースが続き、予定していた凱旋門賞挑戦を断念。秋は国内戦に専念することが決まり、毎日王冠での復帰に向けて調整されていた最中のアクシデントだった。