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日本調教師会関東本部は今日、元会長の保田隆芳(やすだ・たかよし)氏が1日(水)午後9時21分、病気のため亡くなったと発表した。葬儀は親族のみによる密葬で、遺族の意思により香典や供花等は固く辞退している。
 また、遺族による「偲ぶ会」が後日行われる(詳細は追って発表される)。

(日本調教師会関東本部~JRA発表による)


 保田元調教師は1920年3月18日生まれ、東京都出身。1934年に騎手見習となり、1936年に騎手デビューすると、1938年のオークス(アステリモア)を18歳にして制した。戦後もダービー、天皇賞、有馬記念を制して日本馬として初の海外重賞勝ち馬となったハクチカラなど数々の名馬の主戦騎手を務めたほか、史上初の八大競走完全制覇、年間最多勝3回など輝かしい実績を残した。騎手としての通算成績は4355戦880勝(中央競馬以降)。
 
 1970年、調教師免許を取得して厩舎を開業。1997年までの引退までに334勝(重賞17勝)を挙げ、メジロアサマやトウショウボーイなどを手がけた。2004年には野平祐二氏、福永洋一氏とともに騎手顕彰者に選ばれ殿堂入りも果たしていた。


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