曇、不良馬場の浦和競馬場で行われた重賞・第４７回ゴールドカップ（ＳＩＩＩ・１５００ｍ・１着賞金１５００万円・１２頭）は、１番人気に支持されたノースダンデー（左海誠二騎乗）が先手を取ると、直線でも後続を寄せ付けず逃げ切って５連勝を飾った。勝ちタイムは１分３２秒１で、２００７年にサミンバリオスがマークしたレコードタイムをコンマ４秒更新している。
　先行集団につけていたクレイアートビュンが２馬身半差の２着、２番人気のトップサバトンが１／２馬身差の３着だった。４着にはウツミランカスター、５着にはヴァイタルシーズが入っている。

　勝ったノースダンデーは父ダンシングカラー、母ブゼンワイルド（その父ブレイヴェストローマン）という血統の４歳牡馬で、船橋・林正人調教師の管理馬。３歳春のクラシック戦線では結果が出せなかったが秋に復帰してから順調にクラスを上げ、前回出走した５月２０日の川崎マイラーズで久々の重賞制覇を飾っていた。通算成績は１７戦８勝、重賞は２００７年の平和賞、今年の川崎マイラーズに続いて３勝目。

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