☆６月７日（日曜日）東京競馬場で行われる第５８回安田記念（ＧⅠ、芝１６００ｍ）に出走を予定しているスーパーホーネットについて、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

◎スーパーホーネットについて、矢作調教師

マイラーズＣは負けられないメンバーだったので勝ててホッとしました。それと外国帰りという条件をクリアできたことも良かったですね。一度疲れが出たので、それを解消して以前より逞しくなったことが嬉しかったですね。前走後は安田記念一本と決めていたのでその間千葉県の千代田牧場に放牧に出して４週間前に栗東に帰厩しました。脚元に不安が無い馬なのでここまで実に順調に来ています。香港遠征で精神的に逞しさを増していい意味でのズブさも出てきました。中間は瞬発力を磨くことへ重点を置きました。
今日は全体の時計にはこだわらずラストをしっかり伸ばすというテーマ通りの調教ができたと思います。瞬発力の手応えも掴めました、またそうでないと今回のメンバー相手に戦えませんからね。
今年は昨年の敗戦を糧に京王杯をパス、昨年は輸送の心配もあったので美浦ＴＣに入りましたが、今年は香港を経験して輸送の不安も解消、いい状態で出せます。
これだけのメンバーの中で有力馬の一角として参加できることは幸せです。レースに関しては全て騎手に任せます。道悪は苦にするどころかむしろ歓迎します。ただこれだけのメンバーが揃うレースですからいい天気いい馬場で大勢のお客さんに見てもらいたいですね。

◎スーパーホーネットについて、藤岡佑介騎手

マイラーズＣはいい内容でした、合格点です。香港遠征含めての経験がいい意味での糧になっているのでしょう。一週前の追い切りに乗りましたが併せ馬でビシッと追い切りました。後はスタッフがきっちりと仕上げてくれていると思うので僕は信じて乗るだけです。今回は好メンバーなのでここで勝つことは価値があります。今年はこの馬に恩返しをしたいですね。この馬でＧⅠを勝たないときっと後悔するので・・・

取材：檜川彰人.

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