【ヴィクトリアマイル】(東京)~これぞ年度代表馬の脚 ウオッカがGI5勝目 [News]
2009/05/17(日) 16:45


東京11Rのヴィクトリアマイル(4歳以上GI・牝馬・芝1600m)は、1番人気ウオッカ(武豊騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分32秒4。7馬身差の2着に11番人気ブラボーデイジーが、1馬身差の3着に7番人気ショウナンラノビアがそれぞれ入線。

ウオッカは栗東・角居勝彦厩舎の5歳牝馬で、父タニノギムレット、母タニノシスター(母の父ルション)。通算成績は21戦8勝となった。

レース後のコメント
1着 ウオッカ 武豊騎手
「今日はウオッカらしい競馬をしてくれましたね。気持ちよかったですよ。枠順がよかったし、ゲートの速い馬ですから、出て100mで流れを見て位置取りを決めようと思っていましたが、いいポジションが取れました。去年負けてしまった鬱憤を晴らせました。ウオッカは牝馬という枠を超えた馬ですね。その馬に乗せてもらって幸せです。僕自身も今日の勝利で吹っ切れました。来週からも頑張ります」

2着 ブラボーデイジー 生野賢一騎手
「ウオッカにあれだけ食らいついて行けただけでも立派ですね。いい位置につけられたし、坂は気にしていなかったのもよかったです。力もつけているし、この先が楽しみですね」

音無秀孝調教師
「輸送してもプラス体重なので、太いのかと思って心配していましたが、個人的には勝ったに等しいような競馬をしてくれました。やはりスローな流れで前に行ったのがよかったのでしょう。騎乗した生野騎手には満点をあげたいですね。この馬自体、どこがどうよくなったのかは実はよくわからないんですよ。前回の重賞勝ちは伊達ではなかったと証明できましたが、あっという間にシンデレラガールになったようなもんですよ。このあとは詰めて使っているので、状態を見ないことには何とも言えません。いまのところは何も考えていません」

3着 ショウナンラノビア 柴田善臣騎手
「ゲートを飛び上がるように出てしまいましたが、二の脚は素晴らしかったです。自分のペースで走れたのもよかったですね」

岡田稲男調教師
「気性がもともと素直な馬ですが、状態が上向いてきています。特に腰の状態がよくなってきました。ジョッキーがいいペースで行ってくれて、素晴らしい競馬でしたね。それに何といっても馬を褒めてあげたいですね」

4着 ザレマ 安藤勝己騎手
「ゴチャつきそうな枠だったし、もう少し前で流れに乗りたかったです。ただ、終いはいい脚が使えているし、状態はいいですよ」

音無秀孝調教師
「マイルが合わないとは思いませんが、ペース次第ではもっと走れたと思います。追いつけず残念です」

5着 ジョリーダンス 四位洋文騎手
「道中はよかったけど、最後の直線ではみんな2着狙いの競馬でしたね。力は出せていますけど」

6着 リトルアマポーラ 福永祐一騎手
「直線スムーズに走れていたし、最低でも2着は欲しかったですね。上手に走っていますが、距離はもう少し長い方が力が出せると思います。この距離でもうまく対応してくれていただけに残念です」

7着 ヤマニンエマイユ 田中勝春騎手
「もう少し直線で捌くことができれば、掲示板もあったはずですが……」

8着 カワカミプリンセス 横山典弘騎手
「ここまで負けるとは何も言えませんね。馬は頑張っていますが、リズムが合わないというか、勝つ歯車がちょっと狂ってしまった」

●アラカルト

☆武豊騎手、22年連続GI制覇
 武豊騎手は同レースで09年初のGI制覇を飾り、88年から継続している連続GI制覇を22年に延ばした。

☆武豊騎手、牝馬限定GIを完全制覇
 武豊騎手は4度目の挑戦で同レースを初優勝。同騎手による重賞優勝は09年きさらぎ賞(リーチザクラウン)以来で今年4勝目、通算では258勝目。GI優勝は08年天皇賞(秋)(ウオッカ)以来で通算63勝目となった。
 また、JRA牝馬限定GIは6レースあるが、これで全6レース(合計17勝)での優勝達成。同騎手が勝っていないGIはマイルCSと朝日杯FSのみとなった。