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いよいよ春のGIシリーズも佳境に入ってきますが、ここで4月の万馬券を振り返ります。4月に出た100万超の万馬券は以下の8つです。

4月 4日(土)阪神・ 5レース 3連単164万5290円 (実況担当・小林)
4月11日(土)中山・  湾岸S 3連単136万1010円 (実況担当・小林)
4月12日(日)福島・飯盛山特別 3連単124万700円  (実況担当・舩山)
4月18日(土)阪神・ 2レース 3連単136万1130円 (実況担当・檜川)
4月19日(日)阪神・ 山陽特別 3連単484万90円   (実況担当・山本)
4月19日(日)中山・  卯月S 3連単180万5900円 (実況担当・佐藤)
4月25日(土)福島・ 7レース 3連単424万6720円 (実況担当・木和田)
4月26日(日)福島・ 9レース 3連単100万600円  (実況担当・小林)

 まず、月間MVPの発表です。MVP候補は3人でした。100万超の万馬券レースを3回実況した私小林と400万オーバーの大万馬券レースを実況した山本、木和田両アナウンサーが候補となり選考委員会で議論されました。私については3つとも100万台ということで選から漏れました。そして選考の結果MVPは、山本アナと木和田アナの2人が揃って受賞ということになりました。

 山本アナは500万近い4月最高配当という点が評価されました。一方木和田アナは424万馬券に加え、打率が8割7分5厘(24打数21安打)という堅実な万馬券実況からMVPとなったのでした。同期2人が仲良くMVPというケースは初めてだと思われます。また選考委員からは、「圧倒的1番人気のロジユニヴァースが惨敗した皐月賞の後に、また大波乱の180万馬券レースを実況した佐藤アナもさすがの存在感を示した」という意見が出ていました。

 トータルでは舩山アナが首位を守っています。打率は8割3分3厘という高いレベルを維持しています。舩山アナの場合は特に同時開催での活躍が目に付きます。先週の新潟でも100万超の万馬券レースを実況していました。今後札幌で実況する時は要注意です。2位は小塚アナが先月の5位から浮上しました。8割2分7厘で舩山アナを追っています。3位が私小林で8割3厘。なんとか8割台をキープしています。そして4月は30打数26安打と活躍した檜川アナが7割9分5厘まで上げて4位となっています。

 一方、先月は2位につけていた中野アナが転落しました。それも一気にブービーまで順位を下げてしまいました。実況した先日の天皇賞(春)は波乱でしたが、4月は36打数24安打と冴えず、打率は7割7分8厘にまで下がってしまったのです。やはり4月19日の京都の前半(1~6レース)で2度しか万馬券レースを実況できなかったことが影響したようです。そして殿は変わらずに木和田アナです。4月のMVPに輝いた木和田アナでしたが、打率をかなり上げたものの7割7分2厘どまりでなかなか抜け出せないようです。木和田アナが愛する阪神タイガースと同じように首位に立つにはまだまだ時間がかかりそうです。

 さて、いよいよオークス、ダービーを迎えます。春のGIは桜花賞こそ1番人気が勝って堅く治まったものの皐月賞、天皇賞(春)、そして先週のNHKマイルカップまで波乱となっています。今週のヴィクトリアマイルの実況担当者は木和田アナです。殿にあえぐ木和田アナですが、彼はJRAレコードホルダーなのです。はたして「ウオッカが負けて歴史的大万馬券!」となるのかどうか。注目しましょう!


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