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5月3日(祝・日)京都競馬場で行われる第139回天皇賞に出走予定のドリームジャーニーについて、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

●池江泰寿調教師
「ここ何戦か、道悪だったり展開が向かなかったりで結果が出せませんでしたが、大阪杯は馬場も良馬場まで乾いてくれて、自慢の末脚が炸裂かなと思いました。勝つ時は4コーナーでわかる馬、差し切れると思いました。

前走後、最初は天皇賞を使うことも頭にありました。ただ、これまで中距離で活躍していますから、距離的なことを考えて、金鯱賞から宝塚記念としたのですが、池添騎手が『3200mも持たせる自信を持っている』と言ってくれて、二人の考えが合いましたから、馬の状態が回復すれば、出そうと思いました。

中3週ですから、DW6ハロンの追い切りは今朝の1本だけ。これくらいでいいでしょう。大阪杯のデキには回復しています。

菊花賞の頃とは、全くの別馬です。完成していないあの時点で5着でしたから、ステイヤー資質はあると思います。父ステイゴールドは2着でしたし、祖父のメジロマックイーンは2勝したように、血統背景もあります。そして心肺機能も、天皇賞を勝った馬たちと同等のデータの裏づけもあります。ただ、折り合いがつくか、カイ食いがどうかなど、不安な面も色々あります。

一番の条件は、天候、馬場状態です。パンパンの良馬場でやらせたいですね。馬場が緩いと、自慢の末脚も使えませんから。

この馬は、池江ファミリーの結晶ですから、この馬で春の天皇賞に行けることは光栄です。そして父ステイゴールドは、このレースで悔しい思いをしました。その息子で、何とかリベンジと思っています。応援よろしくお願いします」


●池添騎手
「いつもそうですが、今朝もいい動きでした。ラストはしっかり伸ばすようにと言われていましたし、GIですから、しっかりやっておきました。高いレベルで、いい状態をキープしています。

大阪杯は、よく頑張ってくれました。乗せてもらって、ずっと能力の高さを感じていましたから、それを見せることができたと思います。

力んで走る面があるので、折り合いにいつも気をつけています。今回も、そこしか考えていません。前走と同じように走れれば、ここでも見劣りはしないと思います。とにかく折り合いが一番のテーマです。

前走のように、しっかり折り合いがつけられれば、最後は伸びてくれます。この馬の一番の武器を生かせるように乗りたいと思いますので、応援お願いします」

(取材:中野雷太)


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