【皐月賞(GI)】(中山)~3強の明暗分かれる 制したのはアンライバルド [News]
2009/04/19(日) 17:47


中山11Rの第69回皐月賞(GI・芝2000m)は3番人気アンライバルド(岩田康誠騎手)が優勝、GI初制覇を飾った。道中は中団につけ、4角で外から捲り気味に進出すると直線入口で一気に先頭を奪って後続を突き放した。勝ちタイムは1分58秒7(良)。1馬身半差の2着に道中最後方から直線追い込んだ8番人気トライアンフマーチ、さらに半馬身差で3着に4番人気セイウンワンダーが入った。

ここまで4戦無敗で1番人気に推されたロジユニヴァースは先団追走も4角で一杯、まさかの14着に沈んだ。好位でレースを進めた2番人気リーチザクラウンも直線まったく伸びず13着に終わった。

アンライバルドは栗東・友道康夫厩舎の3歳牡馬で、父ネオユニヴァース、母バレークイーン(母の父Sadler's Wells)。半兄に96年日本ダービー(GI)勝ち馬フサイチコンコルド。通算5戦4勝。

~レース後のコメント~
1着 アンライバルド(岩田騎手)
「今日はしっかりと折り合いがついて追っ付け通しでした。折り合いを重視していたのでよかったです。この馬のレースをしてあげることが大切だと思い、4コーナー過ぎでゴーサインを出してからは一気にまとめて交わしてくれました」

(友道師)
「とにかく一戦毎に成長している感じですね。落ち着きという面ではデビューの頃とは比べものにならないです。元々距離が延びれば延びるほどいい馬だと思っていたので、ダービーへ向けて楽しみになってきました。父や兄に続いて欲しいですね」

2着 トライアンフマーチ(武幸騎手)
「体調がいいのは分かっていたんです。今まで色々教えてきたことがようやく身についてきたんでしょう。今日もまだフラフラしていましたが、ようやく爆発してくれました。とにかくヤンチャで口向きもどっちへ向くか分からないところがあるんですが、大分よくなってきました。どうせなら勝ちたかったんですけれど、勝った馬は強いですね」

3着 セイウンワンダー(内田博騎手)
「前に行きたかったけどスタートでヨレてしまいました。距離は問題ありません。最後は伸びてくれたし、負けたけど内容のあるレースでしたよ」

(領家師)
「前回は失敗してしまって馬も自信をなくしたようですが、これで変わってくるでしょう。若干まだ太いようですが、いい競馬だったと思います。乗り役には速い流れに巻き込まれないようにとだけお願いしておきましたが、よく頑張りました。府中ならもっとゆっくり乗れると思いますし、距離は大丈夫ですね。ダービーへ直行します」

4着 シェーンヴァルト(北村友騎手)
「向正面で折り合いがついてからはうまく走れました。馬はよくやっていると思います」

5着 ベストメンバー(宮本師)
「多頭数で色々ありましたけれども大したもんですね。どうせならもう1頭交わしてくれたらダービーの権利が取れたんですがね。これでもう1回使わなければならなくなりましたが、青葉賞やプリンシパルには行きません。京都新聞杯なら今日よりメンバーは落ちるでしょうから、そちらへ行って確実に権利を取れればと思います」

6着 リクエストソング(後藤騎手)
「前回のような悪いリズムはありませんでした。直線に向いてからしか追えなかったし、内で動けなくなってしまいました」

7着 フィフスペトル(加藤征師)
「スタートはうまく出ていますね。ペースが速くていい展開でした。後は前が空くかどうかだけだったんですが、競馬ですからしょうがありませんね。でもこの馬、大きなところを取れそうな器ですね」

8着 ナカヤマフェスタ(蛯名騎手)
「形としては理想通りの展開でした。ただ久々の分、最後は一杯一杯になってしまったのが敗因ですかね。返し馬の時は元気がいいんだけど…」

11着 ゴールデンチケット(川田騎手)
「今日は前に行く馬もいなかったし、出たなりに馬を行かせてあげました。道中ピッタリ折り合いもついていたのですが、4コーナーでしんどくなってしまいましたね。ゴール前では少し伸びているところもあって、あんなに走るとは思いませんでした」

12着 サトノロマネ(北村宏騎手)
「初めての距離だったし、脚をためながらじっくりと行きました。距離は大丈夫ですが、今日は脚をためすぎてしまいましたね」

13着 リーチザクラウン(武豊騎手)
「描いていた最悪の展開になってしまいました」

14着 ロジユニヴァース(横山典騎手)
「分からない…。流れる展開と思ったので1枠でしたが外に出していつでも行けるように持って行きました。それで行かないんだからやっぱり分かりませんね。応援してくれた人には申し訳ありません。次はダービーで雪辱したいです」

(萩原師)
「今の段階ではまだ敗因は分析出来ていません。ただ、大きな原因はあると思います。体調は悪くなかったと思いますし、横山騎手も同じ意見です。本来のレース振りではありませんでしたね。強い馬ならあそこから出てくるはずですしね。これから厩舎へ行って馬を見てみます」

16着 アーリーロブスト(福永騎手)
「折り合いがうまくつきませんでした」

18着 イグゼキュティヴ(松岡騎手)
「もっと粘ると思ったけど、3コーナーを過ぎて脚が止まってしまいました。いい時の踏ん張りはありませんね」