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12日(日)阪神競馬場で行われる桜花賞(JpnI)に出走を予定するカツヨトワイニング(牝3 美浦・高橋義博)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

●カツヨトワイニングについて高橋義博調教師
「ファルコンSは、たった10数秒の間に『これじゃだめかな』という気持ちから『やった!』になり、『あれっ、ダメか』になったり、上ったり下ったりの激しい競馬でしたね。ジョッキーに思い切り乗ってくれと言ったら最後方から最内を突く形になって『ドコに行くんだ、出られるのか』と思ったら出られましたからね。結果オーライです。一瞬の脚はある馬ですから。その脚をどこで使うか、ということです。

前回はついに396キロ、大台を割ってしまいました。なんとか維持できるか、少し心配です。中間はうまく立て直して、でも阪神の1600mに耐えられるように調整しなければいけませんから。

最終追い切りはウッドで、6ハロンから追いました。1ハロン15秒より遅くならずに、最後の1ハロンだけメリハリつけて、追ってもらいました。そのとおりできました。稽古は動く馬ですから、あとは輸送するまで減らずに済んでほしいですね。

阪神の1600mは1度経験していますから心配はしていませんが、正直イチかバチかの競馬しか出来ませんからね。本命馬が横綱相撲を取って外を回るところで、この馬は馬場のどこを突いてくるか。300mぐらいならそこそこの脚は使えますから、その脚をどこで使うか、それまで如何に死んだふりをするか。参加させてもらえて満足ですが、出るからには『もしかしたら』という競馬をして欲しいですね。あとはジョッキーに任せます」

(取材:小塚歩)


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