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昨年のこのレース2着、秋のスプリンターズステークスも2着とGIタイトルまであと一歩のキンシャサノキセキ。

 堀厩舎の恒例となっている木曜日の最終調整は菅沼調教助手を背に6時40分過ぎに坂路の入り口周辺を逍遥馬道代りに準備運動し、その後じっくりと馬場の内側で体をほぐして、7時10分過ぎにウッドチップコース入り。パートナーを後ろに従えて、直線ではずっと並ぶような調教。折り合い重視の調教に見えた。

●キンシャサノキセキ(菅沼輝正調教助手)

(調教の感触としては)まだ今ひとつといった感じでしょうか。今日は試しにブリンカーを付けてみようかと先生(堀調教師)が言うので付けてみたんですが、この前の追い切りよりは感触としてはハミの取り方が直線に行って、少しは耳を絞って走る気にはなってるんですけど、ちょっと年齢のせいかズブさもちょっと出ているような感じもあるんですけど。本調子まで今ひとつ。感触的には自分としては納得いってないですけどねえ。
 
(今朝の調教では)気持ちを盛り上げてくれと先生に言われてたんですけど、直線でハミにぐっと来なかったら気持ちを盛り上げるようにギュッとやってくれとのことで、ちょっと肩ムチを入れてみて反応を確かめたんですけど、まあそんな(完全には納得してない)感じですね。

 初めて装着したブリンカーは、まあ付けないよりは付けた方が効いているとは思います。本番でもブリンカーが効いてくれればいいと思いますけど。

 オーシャンSでは位置的にいい所に行けて、直線は不甲斐ない結果になったんですけど、馬場がパンパンの(良馬場)の方が良かったような気がしますね。馬体重も498キロと完全には仕上げず8分程度の仕上げだったと思うんですが、それが最後の直線で響いたのかもしれないですけどね。

 状態としては前回よりは今回の方がずっといいとは思います。2回目。前回使った上積みを期待したいですね。

 去年は勝ったと思った瞬間に外から来られましたからね。今年はこの追い切りでどれだけ変わってくれるか期待したいです。

 レースに行っては今回も折り合いが課題ですね。ズブさも出ているのでバカみたいに途中から引っかかって行ったりとかケンカしないようになってきたんで、そのあたりがだいぶ以前よりプラスだと思うんですけど。

 前は調教でも自分から一気に行ってしまうような変なところがあったんですが、ここに来て随分良くなってきて、その辺が変わったところでしょうか。

(取材:佐藤泉)


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