阪神10Rの阪神大賞典(GII・芝3000m)は、2番人気アサクサキングス(四位洋文騎手)が勝利した。勝ちタイムは3分13秒2。ハナ差の2着に6番人気ヒカルカザブエが、1馬身3/4差の3着に4番人気ナムラクレセントがそれぞれ入線。
アサクサキングスは栗東・大久保龍厩舎の5歳牡馬で、父ホワイトマズル、母クルーピアスター(母の父サンデーサイレンス)。通算成績は18戦6勝となった。
レース後のコメント
1着 アサクサキングス 四位洋文騎手
「ヒカルカザブエが差し返してきてヒヤっとしました。今日の馬場なら、どこを通っても一緒だと思ったので、内を通っていきました。力のある馬ですから、ポンポンと勝って、いい形で本番に向かうことができます。次も頑張ります」
2着 ヒカルカザブエ 秋山真一郎騎手
「(勝った馬は)さすがやね・・・。ここまで武幸四郎騎手がうまく乗ってくれていたので、乗りやすくこの距離でも折り合いがつきました。他馬がテイエムプリキュアを追いかけていくと思い、それを利用しようと考えていました。うまくハマったし、振り切ったと思ったんですけどね」
4着 スクリーンヒーロー 横山典弘騎手
「レースが上手な馬です。今日の敗因は雨と馬場でしょう。まだ息遣いが荒かったし、今日がいいステップになるのではないでしょうか。よく頑張っていますよ」
7着 オウケンブルースリ 音無秀孝調教師
「道悪は嫌だと思っていたんですが、その通りになってしまいましたね。直線で追い出してから道悪がダメだというのが見て分かりました。また次に巻き返します」
8着 エアジパング 福永祐一騎手
「とにかくすごい馬場になってしまって、ついて回ってくるだけでした」
9着 テイエムプリキュア 荻野琢真騎手
「中間に放牧に出して、馬がボケていたのでしょうか。おっつけないと出ていかない感じで、道中もハミを取って行ってしまいました。最後の坂も応えていましたね。次の3200メートルはポンと出て、じっくりと出していけると思います。本番に向けていい練習になりました」
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