お知らせ:

競馬実況web

1月の万馬券を振り返ります。1月は今年の開催初日の4日からなかなか大きなモノが出ました。1月のレースで100万円以上の万馬券が出たレースは以下の通りです。

1月 4日(日)中山・ 5レース 3連単330万5710円 (実況担当・木和田)
1月10日(土)中京・鞍ヶ池特別 3連単118万1260円 (実況担当・木和田)
1月11日(日)京都・ 3レース 3連単322万840円  (実況担当・中野)
1月18日(日)中京・ 1レース 3連単171万8420円 (実況担当・舩山)
1月18日(日)中京・ 9レース 3連単129万4860円 (実況担当・小塚)
1月24日(土)京都・ 8レース 3連単113万6080円 (実況担当・檜川)
1月25日(日)中山・  若竹賞 3連単131万7640円 (実況担当・白川)
1月25日(日)中京・ 3レース 3連単286万7100円 (実況担当・佐藤)
[参考記録]
 1月11日(日)京都・3レース 複勝1万2280円 (実況担当・中野)

 では、1月の月間MVPの発表です。選考委員会でMVP候補として協議の対象となったのは木和田、中野、そして私小林の3人でした。そのうち、私については1月の打率がトップタイであっても100万超の万馬券レースを1度も実況していないので、委員会が始まってすぐに対象外であるとされました。ちなみに2月15日終了現在、100万円を超える万馬券レースを実況していないのは私小林と山本アナだけです。私としては非常に不本意です。今週は土日とも東京で実況をしますのでソロソロ一発があるかもしれません。

 そして選考委員会は木和田と中野の両アナウンサーの検討に入りました。席上委員からは「木和田アナはいきなり初日から330万馬券を実況するなど確かにインパクトがあった。しかし、昨年のリーディングアナウンサーらしくない打率はいただけない」「中野アナは木和田アナにわずかに及ばない322万だったが、その中には複勝のJRAレコードが含まれていた。これは1980年11月以来の新記録であり、なかなか『レアな大万馬券』と言える」「それに加えて30打数25安打というシュアな万馬券レース実況も評価できる。トップタイのもう一人の小林アナは24打数での打率なのだから」という意見が出されました。

 選考の結果、月間MVPは中野アナとなりました。打率も高く、また300万台の万馬券とともに複勝のJRAレコードという記録が評価されたのでした。昨年生まれた子供の話を競馬場の放送席で毎週のように楽しげにしている中野アナ。彼は昨年目立ったところがあまり見られませんでしたが、今年は「中野パパ」に要注意かもしれません。

 1月のリーディングは、中野、小林がともに8割3分3厘でトップとなりましたが、3位以下の順位では興味深いことが起きました。打率8割ちょうど(40打数32安打)で、なんと小塚アナが3位となったのです。そして4位が7割7分3厘(22打数17安打)で白川アナなのです。昨年のブービーとブービーメーカーの2人が大躍進です。昨年は夏に全レースで3連単が発売されるようになりましたが、小塚アナと白川アナはそれまで比較的前半の担当が多かったために確かに他のアナウンサーと比べて不利がありました。今年はもう全く同じ条件での争いとなりましたので、この2人がはたしてどれだけやるのか、私は非常に興味があります。特に小塚アナは、この前のメルマガに「リーディングアナウンサーを狙おうか」などと書いていましたのでやる気が感じられます。今年はもしかすると大ブレイクするかもしれません。ちなみに昨年のリーディングアナウンサーの木和田アナは7割3分9厘(46打数34安打)で6位となり、今年は出遅れました。そして殿も意外な人で、佐藤アナなのです。ただ一人6割台(36打数25安打で6割9分4厘)というスタートになった佐藤アナ、今後の実況に注目です。

 さて、今年になってからコンスタントに100万超の万馬券が出ていますが、南関東の船橋競馬では2月4日に1911万円という日本新記録が誕生しました。このためJRAレコードの3連単1846万9120円は「日本レコード」ではなくなってしまったのです。これにより木和田アナも「日本レコードホルダー」ではなくなってしまいました。(「日本レコードホルダーは、南関東4場の場内実況を担当している『耳目社』の某アナとなったわけです)さぁ、今後木和田アナの巻き返しはあるのか?また夢の2000万台を誰が実況するのか?いやぁ、楽しみは尽きません。万馬券って、いいですよね。


お知らせ

お知らせ一覧