大井競馬場（晴　良）で行われた重賞競走、第５３回金盃（Ｓ２、ダート２０００ｍ、１着賞金３０００万円）のレース後の関係者のコメントは以下の通り。


１着　バグパイプウィンド　的場文騎手
「今日はスタートも決まって、５・６番手の良い位置が取れました。直線で迫ってくるルースリンドが見えた時にはドキドキしましたが、根性を見せて頑張ってくれましたね。ゴールまで精一杯追いました。成績通りに素晴らしい馬です。更に力をつけて大きな舞台で戦って欲しいと思います」

１着　バグパイプウィンド　庄子調教師
「初めての重賞で相手も強いので不安が大きかったのですが、よく勝ってくれました。この馬の成長力には驚かされます。レースはスローになる事は分かっていたので、５・６番手は良い位置だと思って見ていました。ゴール前でルースリンドに迫られた時はどうなるかと思いましたが、良く勝ってくれました。本当に嬉しいです。まだ次の具体的なローテーションは決めていませんが、将来は大井を背負って立つ様な馬に成長してもらいたいですね」

２着　ルースリンド　内田博幸騎手
「順調さを欠いて、追い切りが足りないと聞いていたのですが、さすがに力がありますね。今日は地力での２着です。まともなら力が違います」

３着　マンオブパーサー　戸崎騎手
「スローでも落ち着いて走ってくれていたのですが、半マイルで急にハミを取り出してしまいました。あそこでもっと我慢できていれば、最後の伸びが違ったと思います。でも、これで目途は立ちましたし、さすがに力のある馬ですね。距離は問題ありません」　


（取材：舩山陽司）

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