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1970年以来、世界を股にかけ競走馬の美しい写真を世に送り続け、その美しい馬の姿やダイナミックな力感、そして高貴で洗練された「今井ワールド」で今も多くの人々の支持を集める、フリーランスカメラマン今井壽惠(いまいひさえ)さんが、急性心不全のため2月17日(火)午後9時00分、自宅にて逝去された。77歳だった。

 今井さんは1931年、東京都生まれ。1959年に「ロバと王様とわたし」などフォトポエム作品に対し、日本写真批評家協会から新人賞を受賞。翌年にも「オフェリアその後」で、カメラ芸術・芸術賞を受賞。

 1970年にはヨーロッパに渡り、馬の撮影を開始。1978年、「通りすぎるとき~馬の世界を詩う~」で日本写真協会、年度賞を受賞し、「20世紀の偉大なる写真家達」に選ばれた。2004年には日本中央競馬会創立50周年に際し、特別表彰(理事長感謝状)を受けている。

 なお、通夜は22日(日)午後6時から、告別式は23日(月)午後1時から、ともにJR目白駅近くの「目白聖公会」(新宿区下落合3-19-4、電話03-3951-5010)で行われる。喪主は実弟の今井光潔(いまいみつきよ)さん。

(JRA発表による)


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