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JRA賞の授賞馬が発表されて1ヶ月以上経つが、ダイワスカーレットの特別賞受賞が見送られたことに依然として異論が多い。僕も投票用紙に特別賞を贈るようにという要望を書いた。選考委員にはそれなりの考えもあったのだろうが、ファンの意見と乖離していないか検証はすべきだと思う。

ところで、毎年投票者を迷わせるのが最優秀2歳馬。
普通に考えれば唯一のJRAの芝のGIレース朝日杯の勝馬が自動的に選出されて当然なのだが、ダート路線にもGIレースがあるわけだし(僕は昨年はこちらを上に取った)、近年は2000メートルのラジオNIKKEI杯の注目度が増している。クラシックを狙う素質馬はそちらの路線を選択することが多いのだ。

ならば、ラジオNIKKEI杯もGIに格上げすればいいという話になるのだが、ちょっと考え方を変えてクラシックの見直しを検討してみてはどうだろう。

少なくとも欧州のクラシック路線の最初の関門はマイル戦だ。日本でも牝馬はマイルの桜花賞が最初。それらの元になっている英国のギニー(1000ギニー、2000ギニー)は同じ競馬場の同じ距離で行われている。世界的にギニーが別の競馬場、別の距離で行われている方が稀なのだ。第2弾のオークス、ダービーは同距離、同競馬場。桜花賞と皐月賞も同じ阪神1600で行うのがベストなのではないか。

ディープインパクトやテイエムオペラオーのような馬でもクラシック第1弾であればマイル戦を使うことになるだろう。そこでどんなレースをするかを考えるとちょっとワクワクしちゃうけどなあ。
実現は相当、いやものすごく難しいとは思うが、ぜひ関係者の皆様にはご一考頂けないだろうか。


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