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JRAは16日、ダイワスカーレット(牝5、栗東・松田国英厩舎)が、あさって18日(水)付で競走馬登録を抹消すると発表した。

 ダイワスカーレットは2007年に桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯を勝利。昨年は有馬記念を勝ち、牝馬としては37年ぶりにグランプリホースとなった。

 今後は北海道千歳市の社台ファームで繁殖馬となり、今年はチチカステナンゴとの交配が予定されている。

<重賞勝鞍>
2007年 桜花賞(JpnI)
2007年 ローズステークス(JpnII)
2007年 秋華賞(JpnI)
2007年 エリザベス女王杯(GI)
2008年 産経大阪杯(GII)
2008年 有馬記念(GI)

<通算成績>
12戦8勝(獲得賞金 7億8668万5000円)

●大城敬三オーナーのコメント
「引退という結果になって、大変残念に思います。今後は、スカーレットの2世がまたターフで活躍することを期待しています。現役の間、全国のファンの皆様から暖かい応援をいただきましたことと、競馬関係者に対しまして、深く感謝いたしております」

●社台ファーム代表・吉田照哉氏のコメント
「今年一年は競走馬として、フェブラリーステークスをはじめ、海外へも挑戦させたいと考えていたので、大変残念です。牝馬として37年振りに有馬記念を勝ってくれたことに大変感謝しています。これだけの馬なので、繁殖牝馬として素晴らしい子供を出してくれることを期待しています」

●松田国英調教師のコメント
「これだけの馬ですので、引退することになったのは非常に残念です。昨日、山元トレセンからの連絡で、球節は痛くない状態で、ウォーキングマシンの運動をはじめるという報告を受けています。痛くない状態で、繁殖として牧場に戻せるということになってほっとしています。ダイワスカーレットの子供たちが楽しみです」

(JRA報道室発表による)


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