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3月28日(土)にドバイのナド・アル・シバ競馬場で行われるドバイワールドカップ(GI)への出走を予定していたダイワスカーレット(牝5歳、栗東・松田国英厩舎)が、出走を回避することになった。

<松田国英調教師のコメント>
 若干の熱を持った左前肢を詳細に検査しました。球節の下の部分に痛みがあったのでレントゲン検査したところ、骨には異常はありませんでした。しかし、エコー検査で腱および靱帯を検査したところ、繋の骨(指骨)につながる浅屈腱の左内側部分に炎症が見られました。(通常の場合、管の後ろに炎症が現れるが)今回の部位が球節を取り巻く靱帯の中を通っているところであったため、炎症の症状が現れてはいませんでした。
 今後の回復については、このような炎症の症例が珍しいため現段階では判りませんので、ドバイへの出走も取りやめることとしました。

(JRA報道室発表による)

 ダイワスカーレットは昨年の有馬記念を制した後、22日(日)のフェブラリーステークス(GI)からドバイワールドカップに臨むローテーションが予定されていたが、昨日フェブラリーステークス回避が発表されていた。


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