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東京11Rの第23回根岸ステークス(GIII・ダート1400m)は4番人気フェラーリピサ(岩田康誠騎手)が優勝、重賞3勝目を挙げた。道中3~4番手追走から直線残り200mで抜け出し、後方から一気に追い込んだ5番人気ヒシカツリーダーをクビ差振り切った。勝ちタイムは1分22秒1(重)。さらに3/4馬身差で3着に7番人気セントラルコーストが入った。好位を進んだ1番人気バンブーエールは直線伸び切れず5着に敗退。

フェラーリピサは栗東・白井寿昭厩舎の5歳牡馬で、父Touch Gold、母Dolly Talbo(母の父Capote)。通算19戦7勝。

~レース後のコメント~
1着 フェラーリピサ(岩田騎手)
「スタートがうまく決まりました。そのまま出して行ったが、向正面では少し掛かってしまいました。でも立て直して、勝負どころでの手応えは抜群、よく伸びてくれた。これから先もいい結果を残して欲しい」

(白井師)
「昨年のJCダートを目標にしていたんですが、顔面神経病を発症して右半面がほとんど動かない状態になりました。目の動きも普段と違ってしまったし、飼い葉などボロボロこぼして咀嚼出来なくなってしまいました。体重も減るし、馬房の中に入れっぱなしですから筋肉も落ちてしまって、立て直しに時間が掛かってしまいました。必死でしたね。まあ、稽古も順調に積めて、ジョッキーからも感触のよさを聞いていたんですが、それでも内面的な問題も含めて半信半疑でしたよ。今日のレース振りなら後遺症は心配ないと思うんですが…。これで胸を張ってフェブラリーSに行けるでしょう」

2着 ヒシカツリーダー(木幡騎手)
「この馬場でよく走っていますよ。外に出さないと脚を使えない馬ですから展開に左右されてしまいますね。でも重賞でこれだけの脚が使えましたからね。馬場が乾いていれば面白かったでしょう。最後は同じ脚色になってしまいましたね」

3着 セントラルコースト(内田博騎手)
「勝つと思うぐらい馬が力をつけています。本当によく頑張ってくれた。このメンバーの中でいい競馬が出来たことは今後につながると思います」

4着 アドマイヤスバル(川田騎手)
「この馬なりによく伸びてくれてはいるんですが、この馬場では簡単に前も止まってくれませんでした」

5着 バンブーエール(松岡騎手)
「直線いいところが空いてくれましたが、そこから伸びませんでした。今日は返し馬の時から夏場のような元気がありませんでした」

7着 ナンヨーヒルトップ(藤田騎手)
「この馬は1700~1800mくらいの距離の方が合っていると思う」

9着 フジノウェーブ(御神本騎手)
「スタートはよかったし、手応えも十分だった。ただ、左回りだし、200m距離が延びたことがなぁ…」

11着 スリーアベニュー(田中勝騎手)
「外を回ったら届かないと思って内をついて行ったんですが…。自分が下手に乗ってしまいました」

14着 リミットレスビッド(蛯名騎手)
「勝ち馬の後ろで流れには乗れていたんだけど、年齢的な面もあるのかなぁ」

16着 ダンツキッスイ(中舘騎手)
「外枠で行くにはいいかなと思ったんですが、スタートでちょっと馬が躓いてしまいました。そこから行き脚はつきましたが、それにしても馬が途中で止め過ぎでした」


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