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中山11Rの第49回京成杯(GIII・3歳・芝2000m)は2番人気アーリーロブスト(福永祐一騎手)が優勝、重賞初制覇を飾った。好スタートから道中は2番手追走。直線の追い比べから坂上で抜け出し、ゴール前外から急追した1番人気ナカヤマフェスタをクビ差退けた。勝ちタイムは2分2秒7(良)。さらに1/2馬身差で3着に逃げた最低13番人気モエレビクトリーが残った。4番人気サンライズキールは4コーナーで馬体に故障を発症し騎手が落馬、競走中止(※右第1指関節開放性脱臼で予後不良)。

アーリーロブストは栗東・本田優厩舎の3歳牡馬で、父バブルガムフェロー、母クワイエットアース(母の父Mazel Trick)。通算5戦3勝。

~レース後のコメント~
1着 アーリーロブスト(福永騎手)
「どうしても結果が欲しいレースだったので、イメージ通りのレースが出来てよかったよ。スタートがうまい馬で、乗りやすく完成度も高い。そういうアドバンテージが生きたレースでした。春のクラシックへ向けて賞金も十分だし、これからも期待して下さい」

2着 ナカヤマフェスタ(蛯名騎手)
「サンライズキールの後ろにいるのが嫌だったので外に出た。落馬の影響もあってさらに外にやられてしまった。東京なら立て直せるが、中山じゃちょっと難しいですね。内容は悪くないんですが…。今日はアンラッキーでしたが、この馬の力が分かったことは大きな収穫です」

3着 モエレビクトリー(田中勝騎手)
「惜しかったぁ。逃げられたし、いい感じで行けた。最後までよく頑張ってくれました。芝でもやれるね」

4着 モンテトウルヌソル(内田博騎手)
「まだ馬が若く、緩いところもあって早めにスパート出来る感じではない。ただ、あの後ろの位置からあそこまで来るのだから力はありますよ」

5着 ハイローラー(三浦騎手)
「走りはダート向きかと思いましたが、芝にも対応出来ましたね」

6着 セイクリッドバレー(藤田騎手)
「道中ハミを噛んでいて力んで走っていた。そういうところがなくなってくれば、末脚はいいので重賞でもやれると思う」

7着 トゥリオンファーレ(松岡騎手)
「2コーナーで後ろになってしまった。フサイチナガラガワの横につけて前に行きたかったんだけどね。馬がまだ緩いです」

~アラカルト~
●本田調教師 平地重賞初制覇
本田優調教師のJRA重賞勝利は、昨年の小倉サマージャンプ(バトルブレーヴ)以来で通算2勝目。平地重賞は初勝利。京成杯は騎手時代を通じても初勝利。

●バブルガムフェロー産駒
バブルガムフェロー産駒のJRA重賞勝利は、07年の新潟ジャンプS(ミヤビペルセウス)以来で通算2勝目。平地重賞は初勝利。


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