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私は、パチンコが好きです。

 パチンコは、面白いです。競馬もいいのですが、イレ込んで馬券を買ってみても、たいていは3コーナー過ぎには「ああ、ダメか」と分かってしまうのです(たまにゴール寸前まで期待を持っていられることがありますが、それでも「やっぱりダメだったか」となることがほとんどです。まぁ、単に馬券がヘタだから、なんですが)。パチンコはスタートチャッカーに玉が入って液晶画面の数字や絵柄が回転するたびに期待できるわけで(ここまでのことで分からないことがある人はパチンコに詳しい人に聞いてください)、私は一発一発に一喜一憂しながら打っています。

 しかし、私は、パチンコをやめました。理由は、「病気」だからです。私は病人です。「パチンコ依存症」という病魔に侵されていて、我ながら恐ろしいことに財布にお金があれば全てを使い、お札が一枚もなくなると●行に行って■ードでキ××シングして、それからまたパチンコ店に入っていくということを繰り返してしまうのです。これは明らかに病気です。いけない、まずい、と思いながらもパチンコ店に入ってしまい、台の前に座って打ちだすとキ××シングのことはすっかり忘れてしまうのです。そして、ヤラれてパチンコ店から出る時には猛烈な自己嫌悪に襲われ、そして真っ青になりながらキ××シングの返済方法について考えるのです。

 先月の30日、年内の仕事を終えて会社を出て、「打ち収めだ!」とパチンコ店に行ったら×万円もヤラれ、1月の中京と京都への出張費が消えました。さらに、カミさんから借金をしてなんとか凌いで喉元を過ぎたら、先日フラッと店に入って打ってしまって×万円をたった数時間で失ってしまいました。私は病気です。同じことを繰り返してしまうのです。昨年も出張先でさんざんヤラれ、ホテル代も失って「ああ、やらなきゃよかったなぁ」と何度思ったことか。

 今のパチンコは本当にうまく出来ています。パチンコ台は現在の電子技術の全てが詰まっていると言われているだけあって本当によく出来ています。だから、私は長時間打っていても飽きません。パチンコ店の開店の10時から閉店の夜11時までずっと打ち続けたことも一度や二度ではありません。(あの時はさすがに腰が痛くなり、ハンドルを握る右手も痺れました)しかし、大当たりしなければ当然恐ろしいほどのマイナスになります。ギャンブルは、「少し負けて、大きく勝つ」ということを心掛けないと大変なことになります。私は、その心掛けを忘れてしまい自分に恐怖を感じました。このままいくと自己▲産もありえないことではない、と思い、病気を治そうと思いました。それでパチンコをやめることにしたのです。

 パチンコは悪くありません。ゴルフをしたり、映画を見たり、クラシックコンサートに出掛けることと同じで、一つのレジャーに過ぎません。会社のお金を横領した犯人が、お金の使い道を問われて「競馬や競輪に使った」と言うので公営ギャンブルが悪者にされ、イメージが悪くなることがよくあります。しかし、それはその人間が悪いのであって、ギャンブルが悪いのではありません。「自制心」が弱い人が借金までしてのめり込んで、そして破綻してしまうことがいけないのです。

 私は「自制心」の弱い人間です。それを今痛感しています。ですが、悔やんでみても◆金は減りません。まずは◆金を返済し、完済して「自制心」を鍛えることが必要です。今度アメリカ大統領になる私と同じ年齢の人が「Change!」と言いました。私も変わらなくてはいけません。そのためにここに『決意表明』を書きました。今後パチンコ店に足を踏み入れることが出来るのはいつになるかわかりませんが、「パチンコはライフワーク」だと思っている私です。病気を治してまっとうな人間に生まれ変わったら、パチンコライフを再開させるつもりです。はたして、その日が夏になるのか、秋なのか、それとも来年なのか‥‥。(ああ、3連単を当てて一気に◆金を片づけたいなぁ~)


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