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京都11Rの第43回シンザン記念(GIII・3歳・芝1600m)は2番人気アントニオバローズ(角田晃一騎手)が未勝利勝ちからの連勝で重賞初制覇を飾った。スタート一息も中盤で3番手につけると早めに動いて直線抜け出し、最後は内ラチ沿いで粘るダブルウェッジをクビ差振り切った。勝ちタイムは1分35秒3(良)。2着に好位でレースを進めた12番人気ダブルウェッジ、さらに2馬身差で3着に10番人気トップカミングが入った。1番人気ミッキーパンプキンは道中2番手追走から直線一旦先頭もゴール前末脚鈍って4着に終わった。

アントニオバローズは栗東・武田博厩舎の3歳牡馬で、父マンハッタンカフェ、母リトルアロー(母の父Kingmambo)。通算3戦2勝。

~レース後のコメント~
1着 アントニオバローズ(角田騎手)
「初めて間隔を詰めて使ったからか、馬が気負ってイライラして、出遅れてしまいました。ですから不安な点もありましたけど、勝ってくれてよかったです。併せてからはしぶとかったし、これから課題を1つ1つクリアしていければと思います。距離は延びてもいいと思います。これから頑張ります」

2着 ダブルウェッジ(小牧騎手)
「惜しかった。4コーナーでは手応えもよく、勝ったと思ったんですけど…。レースに行くとスピードもあるし、今日は馬込みの中でいい経験になりました」

3着 トップカミング(幸騎手)
「上位2頭からは離されましたけど、この馬は流れに乗ってよく走っています。前走はスローペースに泣かされましたけど、1600mくらいがいいし、堅実に走ってくれます」

4着 ミッキーパンプキン(岩田騎手)
「離れた2番手からうまく逃げのような形で行けたし、リラックスして走ってくれたんですけど…。一瞬伸びてから後はダラダラと脚を使っている感じでした」

5着 タキオンクール(藤岡佑騎手)
「ゲートは出たけど、じっくり脚をためて行き、直線外に出したらよく伸びてくれました。折り合いもついていたし、距離は延びても大丈夫だと思います」

13着 スズカワグナー(長谷川騎手)
「返し馬の感じではメチャクチャ走りそうな感じでした。3コーナーからいきなり捌きが重くなって、置かれ始めてしまいました。スムースな競馬だったと思うんですけど、気ムラな面があるかもしれません。ちょっと分かりませんね」


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