先日インフルエンザの予防接種に行きました。今年もインフルエンザのニュースが流れていて、先週には厚生労働省でインフルエンザに対する注意報まで発令されたというのにぐずぐずしていたら結局こんな時期になってしまいました。病院の話でもワクチンは効果が出るまで１週間くらいかかるそうなので受診する人は早めに行ったほうがいいですよ。

すでに予防接種の予約でいっぱいの病院もありました。更にはワクチンを切らしている病院まで。私は運よく近所の小さな内科で予防接種できるところを見つけられました。病院では平日にもかかわらず、２０人ほど座れる待合室はインフルエンザの予防接種待ちの人で溢れていました。中にはすでにインフルエンザにかかっているであろう人までいて、咳が飛び交っていました。それにしても咳ばかりしている姿はとても苦しそうですね。本当にインフルエンザは恐いと改めて思いました。

さて、予防接種を済ませ、待合室で支払いの順番待ちをしていていると、診察室の中からやたら大きな声が聞こえてきました。

「病院って来るだけで安心するよね～。ホッとするわぁ。別に体調悪くなかったんだけどねぇ。」と言う甲高い淑女の声。待合室にはまだ多くの人が待っていて、本当に苦しそうな人もいるんだからどこも悪くないなら病院来る必要はないのではないでしょうか。早く診てもらいたいと思っている人もいるのに。

病気でもないのに救急車を呼ぶ人がいる、ということがニュースになっていますが、些細なことで病院を利用してはいけませんね。

さて、注射が無事終わり安心して帰ったのですが次の日からどうも体調がおかしいんです。もしかして、予防接種に行った病院のロビーで風邪をうつされたのかもしれません。予防接種に行く際は、他から風邪をもらわぬように、マスクをして病院内での院内感染対策をばっちりしておくべきだったのかもしれませんね。

　（根崎章弘）

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