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高知県競馬組合の発表によると、地方競馬(平地)最多勝記録を持つエスケープハッチ(牡8 高知・田中譲二厩舎)の引退が決まった。

エスケープハッチは父ミスタージョージ、母ウインザオール。高知競馬で2002年12月にデビュー後は勝ち星を積み重ね、2006年10月1日の高知10R・尾花特別で47勝目を挙げ、ニホンカイキャロルの持つ記録を更新して歴代最多勝馬(記録の統一が図られた1962年以降)となった。通算成績は83戦54勝、重賞は7勝。今年1月1日の高知市長賞(1着)以降はサラブレッドのレースに出走し、勝ち星を積み重ねていたが、7月20日の勝利以降は2着、2着と続き、12月13日のE級選抜で3着となったのがラストランとなった。

引退式は来年1月1日(祝・木)、高知競馬場のスタンド前センターステージにて行われる。なお、引退式の詳細や今後の繋養先は後日発表される。

管理する田中譲二調教師は「元気なうちに余生をおくらせてあげたい。エスケープハッチは自分(田中調教師)のことが大好きで、甘えてくる。いなくなると自分が一番寂しい」とコメントしている。

(高知県競馬組合の発表による)


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