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中京11Rの愛知杯(3歳以上GIII・牝馬・芝2000m)は、16番人気セラフィックロンプ(宮崎北斗騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分59秒2。クビ差の2着に14番人気チェレブリタが、1馬身差の3着に3番人気マイネレーツェルがそれぞれ入線。

セラフィックロンプは美浦・武藤善則厩舎の4歳牝馬で、父マンハッタンカフェ、母エルソル(母の父ロイヤルスキー)。通算成績は16戦4勝となった。

アラカルト
☆宮崎北斗騎手初重賞制覇
 昨年デビューした宮崎北斗騎手はこの愛知杯が初の重賞挑戦にして重賞制覇となった。

☆武藤調教師初重賞制覇
 2003年に開業した武藤調教師。重賞は21回目の挑戦にして初優勝。なお、過去には2005年CBC賞(カネツテンビー)、2006年新潟ジャンプS(ニシノヘブンズドア)で2着と敗れていた。

レース後のコメント
1着 セラフィックロンプ 宮崎北斗騎手
「この馬に乗せてくださった関係者のみなさんに感謝します。中京コースは合っていますし、具合もよかったので、能力どおりならいいところはあると思っていましたが、まだ1000万条件馬ですからね。好位で折り合って、手応えがあまりにもよくて、自分でもびっくりするぐらいでした。内からチェレブリタが来ていたので、最後は勝ったかわかりませんでしたが、勝ったとわかったときはホッとしました。これを弾みに、またこれからも頑張りたいと思います」

2着 チェレブリタ 大野拓弥騎手
「スムーズすぎる競馬でもあまりよくない、と聞いていたのであえて馬群の中からレースをしました。弾けていましたし、勝ったと思ったんですけど……。相手の脚が一枚上でした」

3着 マイネレーツェル 川田将雅騎手
「とても落ち着きがあって、いい雰囲気でした。ゲートも上手に出てくれました。でも、そこから進んでくれずに追っつけどおしでした。最後も伸びてくれてはいますが、スパッと切れてはくれませんでした。また来年に向けて、競馬の仕方を変えなければいけないのかも知れません」

4着 アドマイヤスペース 的場勇人騎手
「外枠を引いたときに嫌だな、と思ったのですが、やはり外々を回らされてしまいましたね。内枠なら結果は違ったと思います。残念です」

6着 レッドアゲート 中舘英二騎手
「4コーナーでは、どこか前が開けば弾けそうな感じがありました。でも、来てくれてはいますがジリジリとした伸びになってしまいましたね」

7着 レインダンス 藤岡康太騎手
「4コーナーまでの雰囲気はよかったし、追ったら伸びそうな手応えだったのですが。最後は反応がありませんでしたし、ハンデ差もありましたからね。状態はよかっただけに残念です」

8着 ニシノマナムスメ C.ルメール騎手
「レースはパーフェクトに進められました。前が開いたときには勝てると思ったんですが、先頭に立ってからは反応がなくなってしまいました。少し距離が長いのかも知れません」

10着 クラウンプリンセス 藤岡佑介騎手
「札幌に滞在していたときよりも落ち着いていて、いい雰囲気でした。外枠なりにロスなくいい位置が取れましたが、それで伸び切れなかったのは距離が少し長いせいかも知れません。ただ結果はともあれ、馬は充実してきているので、来年が楽しみです」

11着 ダンスオールナイト 和田竜二騎手
「馬群に包まれてからはハミを取らずに、なかなか外に出せませんでした。流れも落ち着いていましたからね」


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