ああ、忙しいとか言っているうちにレースから1か月が過ぎてしまった…。
今週末のジャパンCダート出走予定の有力馬も多く出走していた今年のJBCは11月3日、園田競馬場を舞台に開催された。近畿地区での初のJBC開催、ブルーコンコルドの史上初のGI8勝目なるか、サクセスブロッケンとヴァーミリアンの3歳・古馬ダートチャンピオンの初対決、なども見所も多いし、ぜひ生で見たい!と思っていた。そこで天皇賞の激闘の興奮冷めやらぬ中、関西滞在を1日延ばし、檜川アナと園田競馬場へ向かった。
9時半頃の時点でも檜川アナが「ここまでの混んだ園田は見た記憶が無い」と言うくらい場内は大盛況。パドックを脇に見下ろす建物に設置された控え室を拠点に取材することになったのだが、1レース前から人、人、人!1レース後のトークショーにも大勢の人が聞き入っていた。
土日と京都競馬場で買った馬券(勿論、天皇賞も)がサッパリだったので、その分の負けを取り戻したいと意気込んで1レースから早速買ってはみたものの、そう簡単には当たってくれない。ハズレ馬券だけが手元に増えて行く一方。ああ、楠賞はバンバンバンクから3連単じゃなくて馬単にしておけば…。
そして迎えたJBCスプリント。旅費を取り返せなくても、今日馬券に投じた金額くらいは何とか回収したい。よし、パドックでじっくり馬を見ようじゃないか!
パドックで良く見えたのはブルーコンコルド。風格すら感じさせる堂々たる周回だった。スマートファルコンはチャカチャカして小走り気味だったが、白山大賞典で見た時にもこんな感じだったし許容範囲のように思えた。でもバンブーエールやリミットレスビッドも落ち着いていて良く見える。迷う。
単勝オッズを見てみるとブルーコンコルドが1倍台、続くのがスマートファルコン…ではなくバンブーエール!?確かに勢いはあっても一気に相手が強くなるここでは?それなら3番人気のスマートファルコンだろう。気性の勝ったタイプだし、このくらいの距離のほうがレースはしやすいんじゃないか?鞍上が園田を知り尽くした岩田騎手と言うのも好材料に思えた。
という訳で、頭はスマートファルコン。そして次にブルーコンコルド。考えれば迷う一方なので思い切って馬単1点で勝負することにした。
この後はいよいよJBCスプリント、クラシックのレース本番となるわけだが、レース本番とその後のレポートは(その2)で。