東京１１Ｒのアルゼンチン共和国杯（ＪｐｎＩＩ・ハンデ・芝２５００ｍ）は、３番人気スクリーンヒーロー（蛯名正義騎手）が勝利した。勝ちタイムは２分３０秒８。１馬身半差の２着に２番人気ジャガーメイルが、クビ差の３着に１番人気アルナスラインがそれぞれ入線。

スクリーンヒーローは美浦・鹿戸雄一厩舎の４歳牡馬で、父グラスワンダー、母ランニングヒロイン（母の父サンデーサイレンス）。通算成績は１６戦４勝となった。

レース後のコメント

１着　スクリーンヒーロー　鹿戸雄一調教師
「馬がまだ若々しくて元気ですね。転厩後メキメキと良くなった感触をもっていて、重賞でも通用すると思っていました。横山典騎手も、この馬まだまだ伸びると言ってくれましたが、今日のレースでもっと大きなところでも十分戦えると自信になりました。前から天皇賞・春に向くと思っていた馬ですが、現実味を帯びてきましたね」

２着　ジャガーメイル　石橋脩騎手
「負けました。いつもの型を崩さず行けてもう少し前目に行ければと考えていきましたが、スタートもうまくいって、いつもより前目に位置と取れてうまくいったんです。４コーナーでアルナスラインはつかまえられると思ったんですが、内にテイエムプリキュアとスクリーンヒーローがいて、最後まで頑張ってくれたんですが残念です。ほぼ思い通りには乗れたんですが、勝てなければ意味がないですね」

３着　アルナスライン　内田博幸騎手
「位置取りもよく勝った馬を見ながら競馬をしたが並びきれなかった。ハンデ差も大きかったね」

４着　テイエムプリキュア　石神深一騎手
「多少ペースが早くても行こうと思っていました。４角回っても手応えありました。頑張っていますよ」

５着　ダンスアジョイ　松岡正海騎手
「いい感じだったが、もっと団子のレースになってくれれば良かった。ハンデ戦なら東京でもやれそうです」

７着　トウショウシロッコ　吉田豊騎手
「スタートがすべて。スタンド前のスタートで馬も我慢してくれていたのですが・・・」

９着　トウカイトリック　幸英明騎手
「４コーナーまでいい感じできたが５８キロがこたえましたね」

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