東京１Ｒの２歳未勝利（ダート１４００ｍ）は、１番人気フェイマステイル（柴田善臣騎手）が勝利した。勝ちタイムは１分２４秒８。２馬身差の２着に３番人気ディパーチャーズが、クビ差の３着に２番人気ノボジュピターがそれぞれ入線。

フェイマステイルは美浦・大江原哲厩舎の２歳牡馬で、父グラスワンダー、母フェイムドグレイス（母の父サンデーサイレンス）。通算成績は５戦１勝となった。

レース後のコメント
１着　フェイマステイル　大江原哲調教師
「まだまだやんちゃな気性なので一番最後にゲートに入ったのもよかったですね。スタートもよかったし、慌てずにレースができました。２着馬に差をつけていますし、力はありますね。距離は乗り役と相談しながら延ばしていくことも考えています。しばらくはダートを使うと思います」

２着　ディパーチャーズ　古賀史生調教師
「前走より内容的にすごくよかったですね。スタートも互角に出ていますし、道中の雰囲気もまずまずでした。距離はこのぐらいがちょうどいいですね」

３着　ノボジュピター　西塚安夫調教師
「いやぁ、ハナに行くとは思わなかったんですが、よくがんばりましたね。あの形では３着もないと思って見ていましたが、並んでから渋太かったですね。あの根性は大したものです」


東京２Ｒの２歳未勝利（芝１６００ｍ）は、３番人気ボンジュールボン（吉田豊騎手）が勝利した。勝ちタイムは１分３７秒５。クビ差の２着に１番人気マルタカハンターが、アタマ差の３着に６番人気マイネルクロッシュがそれぞれ入線。

ボンジュールボンは美浦・高木登厩舎の２歳牡馬で、父トウカイテイオー、母エイユージュリアン（母の父コマンダーインチーフ）。通算成績は３戦１勝となった。

レース後のコメント
１着　ボンジュールボン　吉田豊騎手
「じっくり競馬をさせましたが、いい感じでレースを進められました。ただ、直線で出すところがなくて、じっとしていたんですが、最後は狭いところを突いて抜けてくれました。いい根性を持っていますね」

２着　マルタカハンター　内田博幸騎手
「神経質なところがあって、物見をするので、ゆっくり行って欲しいと言われていましたので、フワッと行かせたんですが、最後で外に出すのに手間取ってしまいました。その分、負けましたが、チャンスは近いと思います」

３着　マイネルクロッシュ　高橋裕調教師
「まだ集中力がないんですね。ですから最後も同じペースでしか走れないんです。今日はシャドーロールをつけて、それなりに効果はありました。今度はブリンカーもつけてみようと思います」

４着　ニシノアララギ　柴田善臣騎手
「３コーナーで物見して、怯んでしまいました」


東京３Ｒの２歳未勝利（芝２０００ｍ）は、３番人気ハシッテホシーノ（松岡正海騎手）が勝利した。勝ちタイムは２分０２秒１。１馬身１／４差の２着に５番人気ブリッツェンが、５馬身差の３着に１番人気ファインビスティーがそれぞれ入線。

ハシッテホシーノは美浦・手塚貴久厩舎の２歳牝馬で、父アグネスタキオン、母アドマイス（母の父Highest Honor）。通算成績は２戦１勝となった。

レース後のコメント
１着　ハシッテホシーノ　松岡正海騎手
「前走、馬の後ろで気を遣って突っ張って走っていたようなので、調教で教えていったんですが、その課題をクリアしてくれました。センスのいい馬ですね。勝ちっぷりも本当によかったです。長い方がいいタイプで２０００ｍ以上も大丈夫です。今後が楽しみになりました」

２着　ブリッツェン　吉田隼人騎手
「いい競馬ができたと思います。好位につけられたと思いますし、追ってからの反応もよかったですよ。この馬も伸びているんですが、勝った馬のキレ味に負けたようです。悔しいですね。乗りやすい馬ですから、次は楽しみだと思います」

３着　ファインビスティー　尾形充弘調教師
「この馬の最大の弱点は一瞬の速い脚がない点です。今日は馬場も渋ってチャンスだと思っていたんですがね。スタートしてどんどん前に入られて、位置取りが悪くなってしまいましたし、スローペースでしたからね。その分、届きませんでしたね。ダートを使うことも考えているんですが……」

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