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国枝厩舎2頭のうち先輩格のサイレントプライドは今回が久々のレース。坂路での調教では後輩サトノプログレスを追いかける形で力強い伸びを見せていた。

●サイレントプライド(国枝調教師)
 
 ダービー卿チャレンジトロフィーを使って(1着)、その後は安田記念と思っていたんだけど、何かトモ(後ろ脚)の歩様が良くないというんで、ここまで出走が延びたってのが本当のところですね。
 先週も先々週もいい動きをしていたんで、休み明けだけど身体はできてるんじゃないかと思ってます。

 今日の調教はサトノプログレスを追いかけて最後は並んでという形でした。全体の時計も速かったけれどしまいもしっかりしてたって動きですね。状態はここまでは満足のいくもんですけど。

 中山で勝っている馬ですけど、府中のマイルでも対応できる馬だと思うんですよ。結構しぶといというか、そう切れる脚はないんだけれどしっかりしたしまいの脚は持ってるんで、展開によってはうまくなだれ込めるかなと思ってます。

 この先にはマイルチャンピオンシップがあるし、うまくいけばその先に香港マイルってものあるし、ここらあたりで勝てばいいんですけどメドの立つ競馬をして欲しいと思ってます。

(取材:佐藤泉)


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