４０頭が登録して出るだけでも大変な富士ステークス。この路線は層が厚く厳しい戦いが続くが、今回２頭を出走させる国枝厩舎。朝早い時間に２頭が坂路コースに入り併せ馬での調教を行った。

●サトノプログレス（国枝調教師）

　京成杯オータムハンデはジョッキーによると身体が堅いとか気持ちが乗ってこなかったとかいろいろあって、ただ回ってきただけに終わったんです。次のポートアイランドステークスではスタートして内目のいい位置に行っていてしまいも頑張ったんですけど、最後に馬場の悪い所に入っていったのもあって、それでも５着に粘ってくれたんで、ある程度安心という感じですね。

　それから中２週なんでそれほど強い調教をすることもないんで、先週末に少しやってあとは今日ちょっとやりました。今日はサイレントプライドを誘導する形で最後併せるような形での調教。５０秒台のいい時計になったんですけど、状態としては変わりないですね。

　今回はやはり好位置での競馬になるんでしょうけどね。府中コースなんでね、直線が長いのもあるんで、そのあたりを考えなくてはという所もあるんですけど。

（取材：佐藤泉）

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