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旭川競馬場(晴、稍重)では2歳牝馬によるダートグレード競走=第11回エーデルワイス賞(シンボリクリスエス賞、JpnIII・1600m・1着賞金2000万円)が行われ、山口竜一騎手が騎乗した1番人気のアンペアが後続を6馬身ちぎる圧勝で人気に応えた。勝ちタイムは1分43秒3。

 このレースを最後にホッカイドウ競馬の開催が撤退する旭川競馬場には4000人を超えるファンが詰め掛け、大きな歓声の中スタートが切られた。大外枠からタッチブライトがやや早めのペースで逃げて、三浦皇成騎手が乗る2番人気モエレオンリーワンが2番手、キミニムチュウ、ラヴリードリームのJRA勢2頭が並んで直後3,4番手で追走した。アンペアはほぼ中団の5番手につけ、3コーナーからやや外に出して進出を開始。モエレオンリーワン、ラヴリードリーム、アンペアの3頭が横に広がって直線コースに入ったが、アンペアがここから2頭を一気に突き放し、最後は6馬身差の圧勝を見せた。7番人気モエレオンリーワンが粘って2着、後方グループにいたモエレピンクレディが直線で追い上げてハナ差3着だった。4着にリロ、5着にJRAのラヴリードリームが入っている。

 勝ったアンペアは父ワイルドラッシュ、母フリーフォーギブン(その父Unbridled)という血統で、ホッカイドウ競馬の角川秀樹調教師の管理馬。生産はパカパカファーム、馬主は株式会社オリオンファーム。6月3日の認定新馬戦フレッシュチャレンジを勝ち、2戦目で挑んだ重賞栄冠賞でネフェルメモリーの0秒1差2着と好走。その後JRAのラベンダー賞(芝1200m)で7着と敗れたが、続くリリーカップで人気に応え初重賞制覇を果たしていた。通算成績は7戦3勝で重賞は2勝目。


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