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京都11Rの第43回京都大賞典(GII・芝2400m)は4番人気トーホウアラン(鮫島良太騎手)が優勝、重賞3勝目を挙げた。道中は中団のやや後ろの内々を追走。直線も内をついて脚を伸ばし、追い比べから間を割ってゴール前抜け出した。勝ちタイムは2分26秒9(良)。1/2馬身差2着に、道中最後方から直線大外を追い込んだ6番人気アドマイヤモナークが入った。好位から直線一旦先頭の7番人気アイポッパーがさらにアタマ差で3着に入線。1番人気アルナスラインは5着、2番人気アドマイヤジュピタは9着に敗れた。

トーホウアランは栗東・藤原英昭厩舎の5歳牡馬で、父ダンスインザダーク、母ヒドゥンダンス(母の父Nureyev)。通算13戦5勝で、重賞は06年京都新聞杯(GII)、中日新聞杯(GIII)に続く3勝目。

~レース後のコメント~
1着 トーホウアラン(鮫島騎手)
「下りで行き過ぎることのないように、その点は注意しました。いい脚を使って、狭いところを通る根性も見せてくれました。テン乗りではありましたが、調教で感触を掴んでいました。乗りやすい馬ですね。折り合いも問題はありませんでした。とにかく考えていた通り、いい感じでレースを運ぶことが出来ました」

2着 アドマイヤモナーク(安藤勝騎手)
「久々でもリラックスして柔らかく、いい感じで落ち着いてレースを運ぶことが出来ました。アドマイヤジュピタが前にいるのであまり早くは動けませんでしたからね。一瞬抜け切るかと思いました。力をつけていますね」

3着 アイポッパー(上村騎手)
「スローになると思っていたし、思った通りうまく流れには乗れました。ただ、上がり勝負になると厳しかったですね。こっちも伸びているんですが、勝ち馬の伸びの方が上でした」

4着 メイショウカチドキ(浜中騎手)
「うまくレースをしてくれました。少しフワッとするところがあるので狭いところでレースをしたのもよかったと思います。この馬としては頑張っていると思います」

5着 アルナスライン(和田騎手)
「勢いをつけて行きたい勝負どころで被されてしまいました。でも最後まで伸びています。仕上がりがよかっただけに残念です」

6着 マンハッタンスカイ(四位騎手)
「主導権を握れてうまく運べて、一生懸命走ってくれたのですが、決め手が上の馬が多かったですね。4コーナーでは夢を見たんですが…。馬は元気も戻っていていい感じで、プラス10キロも大丈夫でした」

9着 アドマイヤジュピタ(岩田騎手)
「返し馬の雰囲気はよかったですよ。ゲートの中もよく我慢してくれました。折り合いはついているのですが、59キロもあって伸びませんでした。これで変わってくればいいのですが…」


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