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東京11Rの第59回毎日王冠(GII・芝1800m)は2番人気スーパーホーネット(藤岡佑介騎手)が優勝、重賞3勝目を挙げた。好スタートからハナに立ったウオッカを見る形で道中は5番手を追走。直線に入って徐々に仕掛け、残り200mで単独2番手に上がったところで逃げるウオッカを射程に捉え、最後はねじ伏せるようにゴール前アタマ差競り落とした。勝ちタイムは1分44秒6(良)。2着に1番人気ウオッカ、さらに2馬身差で3着に10番人気アドマイヤフジが入った。

スーパーホーネットは栗東・矢作芳人厩舎の5歳牡馬で、父ロドリゴデトリアーノ、母ユウサンポリッシュ(母の父エルセニョール)。通算23戦9勝で、重賞は07年スワンS(GII)、08年京王杯スプリングC(GII)に続いて3勝目。

~レース後のコメント~
1着 スーパーホーネット(藤岡佑騎手)
「枠が決まった時点でウオッカだけ見てレースをしようと決めていました。ウオッカが逃げる形でもその考えは変わりませんでしたし、いい手応えでレースを運ぶことが出来ました。ウオッカにライバルと認めてもらえる馬に成長していると思うので、この秋も応援お願いします」 

2着 ウオッカ(武豊騎手)
「今日はスタートもよかったが、ハナに行くつもりはなく、馬のリズムで行きました。折り合いもペースもよく、直線半ばまでは手応えもよかった。最後ちょっと鈍ったが、今日は勝ち馬が異常に走りましたね」

3着 アドマイヤフジ(川田騎手)
「1800m~2000mは走りますね。今日は1コーナーで外から他馬に擦られて馬が怖がってしまい、直線も内にササって追えませんでした。気分よく走れば結果は違っていたと思います」

4着 サクラメガワンダー(福永騎手)
「正直、春の休み明けと比べて物足りない。パドックでは落ち着いていたが、仕掛けどころでスーッと離されてしまった」

6着 オースミグラスワン(蛯名騎手)
「ペースが遅いので早めに動いて行った。マイナス体重も馬の状態はよかったし、終いもよく伸びています」

7着 ハイアーゲーム(柴田善騎手)
「ゲートでちゃんと立っていたがポコっと出たね。中団くらいにはつけて行かないと…最後脚を使っているだけに残念」

8着 トーセンキャプテン(池添騎手)
「スタートも出て、4コーナーまで手応えもよかったが、こういう瞬発力勝負では分が悪いね」

11着 ドリームパスポート(三浦騎手)
「雰囲気もよく、折り合いもついて競馬もスムースでしたが、弾けませんでしたね」


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