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阪神10Rの秋華賞トライアル(3着まで優先出走権)、第26回ローズステークス(GII・芝1800m)は7番人気マイネレーツェル(川田将雅騎手)が優勝、重賞2勝目を挙げた。道中は中団の外め追走。直線もそのまま外から脚を伸ばし、残り200mからは内レジネッタ、外ムードインディゴに挟まれる形で馬体を併せた追い比べとなったが、ゴールまでしぶとく伸びて激戦を制した。勝ちタイムは1分47秒3(重)。ハナ差2着に9番人気ムードインディゴ、さらにクビ差で3着に1番人気レジネッタが入った。2番人気トールポピーは6着。

マイネレーツェルは栗東・五十嵐忠厩舎の3歳牝馬で、父ステイゴールド、母ケイアイベール(母の父サクラユタカオー)。通算12戦4勝で、重賞は08年フィリーズレビュー(GII)に次ぐ2勝目。

~レース後のコメント~
1着 マイネレーツェル(川田騎手)
「心配したゲートも出てくれて、後は馬の行く気に任せました。思ったより前の位置取りになりましたが、結果的にその位置がよかったですね。並んでゴールした時は勝ったかどうか分かりませんでしたが、何とか頑張ってくれました。まだ目一杯(の仕上げ)ではないので、このままテンションが上がらずに行ってくれれば本番も楽しみです。馬は力をつけています」

2着 ムードインディゴ(福永騎手)
「これで親父の勝ち鞍に並びましたってインタビューで言えると思ったんですが…負けてしまいました。当日輸送の分、馬体重が大きく減っていたのもありましたね。ただ、馬はトモの具合もよくなっているので、次が楽しみです」

3着 レジネッタ(小牧騎手)
「確実に走るね。早めに先頭に立つのは嫌だったので、仕掛けるのを待っていました。勝った馬が3~4コーナーで動いて行って、先に行ってくれたらよかったんですけどね。走りのリズムはよかったし、乗り方一つで十分チャンスはあると思います」

4着 オディール(安藤勝騎手)
「確実に来るんですが、ワンパンチ足りませんね。1回凄い脚を使ったことがあるけど、楽に行っても伸び切れないので、もっと違う形のレースがいいのかもしれません」

5着 メイショウベルーガ(四位騎手)
「枠入りを渋った馬がいて、それに待たされた分、出遅れてしまいました。1800mだからじっくり行こうと思って…最後は伸びているんですけどね。やはりもっと馬場がいい方がいいと思います」

6着 トールポピー(池添騎手)
「ゲートで待たされている時に隣の扉が開けられていて、それを気にしていました。返し馬でもレースでも、今日は集中力がありませんでしたね。体が増えていたのはいいことだし、ひと叩きされて本番で巻き返してくれるでしょう」

7着 エアパスカル(藤岡佑騎手)
「マイペースで行けました。この馬場でも思ったよりノメることもなくて、直線半ばまでよく粘ってくれました。馬に落ち着きも出てきていますし、次よくなってくれば…」

8着 ハートオブクィーン(幸騎手)
「勝ち馬の後ろでスムースに折り合ってレースが出来ました。手応えは十分だったのですが、追ってからサッパリでしたね」

13着 トラストパープル(角田騎手)
「いい位置にはつけられましたが、馬場が合いませんでした」

14着 ダイワスピリット(鮫島騎手)
「馬場を少し気にしていました。もう少し馬場がよければ、体はこれくらいでも大丈夫です」

15着 ブラックエンブレム(岩田騎手)
「トビが綺麗だし、馬場が合いませんでした」


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