お知らせ:

競馬実況web

新潟11Rの第28回新潟2歳ステークス(GIII・芝1600m)は1番人気セイウンワンダー(岩田康誠騎手)が人気に応えて重賞初制覇を飾った。スタート一息で道中は最後方の苦しい位置取り。しかし直線に向いて外ラチ一杯まで持ち出して追い出すと、横に広がった追い比べから残り200mで抜け出し、馬場中央から伸びた15番人気ツクバホクトオーに1馬身1/2差をつけてゴールに飛び込んだ。勝ちタイムは1分35秒4(不良)。さらにハナ差で3着に4番人気バンガロールが入った。2番人気ガンズオブナバロンは12着。

セイウンワンダーは栗東・領家政蔵厩舎の2歳牡馬で、父グラスワンダー、母セイウンクノイチ(母の父サンデーサイレンス)。通算3戦2勝。

~レース後のコメント~
1着 セイウンワンダー(岩田騎手)
「前めの位置でレースをしようと考えていたら出遅れてしまい、焦りました。開き直って思い切り馬場のいい外に出しました。(外ラチ沿いだったので)ファンの声が近くに聞こえて気持ちよかったです。馬自身は使う度によくなっているし、まだまだ上を狙える器だと思いますよ」

2着 ツクバホクトオー(尾形師)
「ただ使うつもりはないと言っていたんですが、力みがなく折り合いのつく馬なんです。ただ、良でやりたかったですね。ノメっていましたからね。飼い食いもいい馬ですし、距離はこのくらいが丁度いいですね」

3着 バンガロール(佐々木師)
「今日は本当にビッシリ仕上げました。体が大分丈夫になっていますね。掛かりそうなところを我慢させることも出来ましたし、4着馬に交わされそうになっても、また食らいついて行ったし、収穫の多いレースでした。これから500万からゆっくり進んでいきます」

4着 エイシンタイガー(勝浦騎手)
「馬場が合わないのに頑張っていました。さすがにラストは止まりましたが、走る馬ですね」

5着 カヴァリエ(藤岡佑騎手)
「スタートがよすぎて逃げる形になってしまいました。本当は前に壁を作って馬場のいい外に出すつもりでしたが…。それでも止まらずによく頑張ってくれました。今日の形で粘ったところを見ると、距離も持ちそうですね」

9着 ダイワバーガンディ(吉田隼騎手)
「ゲートを出たけど行き脚つかずに気合をつけての追走になりました。直線で進路を塞がれる場面もありましたが、シュッと切れないこの馬には辛かったですね。ジワジワ伸びてはいますが、まだ本調子でない分、伸び切れませんでした」

12着 ガンズオブナバロン(内田博騎手)
「スムースにいい形でレースが出来たんですが、追い出してから伸びませんでした。内にササっていましたね。スピードのある馬なので道悪がよくなかったのでしょうか?」


お知らせ

お知らせ一覧