中野雷太アナ「パパになりました」 [実況アナ!]
2008/08/12(火) 14:18


先月3日夜、無事に長男が誕生しました。予定日より12日早い誕生となりましたが、それでも3600gを超える大きな男の子でした。5月中旬には妻の緊急入院があったり、そこから長い東京⇔大阪の往復生活が続いたり(里帰り出産だったため)と、色々ありましたけど、とにかく無事に、元気に出てきてくれたことで、そんな苦労も全て吹き飛びました。

願いも叶って出産に立ち会うこともできました。苦しむ妻の横で、何もできない無力な自分でしたが、頭が出てきた時、全身が出終わった時、そして産声が聞こえた時、何とも言えない感動が込み上げてきました。そして、お産を終えてグッタリする妻に慌てて呼びかけ、二人で一緒に、息子の姿を確認できた瞬間の感動は、一番大きいものでした。

感動の立会い出産から約30分後、ここでビックリすることがありました。病院の方が、ロビーで待つことを指示されていた僕の元に、産まれたばかりの長男を連れてきて、「この後はしばらく、親子二人きりの時間をお楽しみ下さいね」と言うのです。そして、長男を置き去りにして立ち去っていくのです。「えっ??」僕はどうしていいのやらわからず、ただただ焦ってしまいました。これまで新生児を扱った経験はまるでなく、触っていいのかすらよくわかりません。時間は深夜、当然病院には入院患者も多数います。ここで泣かれたら、周囲にも迷惑だろうし……など、色々なことが、頭をよぎります。

案の定、長男は泣き出しそうになりました。僕は咄嗟に、ひたすら名前を呼びかけ、その小さな左手に指を当ててみました。すると長男はピタッと泣き止み、僕の指を、その小さな手でギュッと握ってきたのです。その後も、その体勢を維持したまま、色々話しかけていると、30分ほどのその時間中、ずっと大人しくしてくれていました。たまに目をちょっとだけあけて、僕の顔を黙ってじっと見ている(ように思えた)時もありました。

産科の方の話では、どうやら、僕が妊娠中の妻のお腹に対して、これまで頻繁に話しかけていたことから、僕の声に、安心(反応)できたようなのですが、あの時のことは、今でも不思議に思います。その後に新生児の抱き方を教えてもらった僕、今度は自信を持って?深夜の病院を、抱っこしてちょっとだけお散歩。もちろん、泣かれることはありません、ずっと話しかけていましたから。あの夜のことは、本当に良き思い出です。

その後、ミルクの飲み過ぎでブクブク太ってしまったこと以外(笑)、至って順調に成長している長男は、生後1ヶ月を過ぎ、先週、妻と一緒に大阪に帰ってきました。オムツ替え、ミルクやり、入浴など、一通りの作業をマスターした今では、ある程度の自信を持って、長男に接することができるようになりました。ま、そうは言っても、全てにおいて妻には全くかないませんけどね(母は本当に偉大です、痛感しています)。

子供は本当にかわいいものです。わずか1ヶ月少々のパパ経験ですけど、それがよくわかりました。色々大変なこともありますけど、その全てに、僕ら夫婦は癒されています。生まれる前までは、「ああしよう、こうしよう」など、親の都合で勝手に色々なことを考えていましたけど、今はとにかく、「この子が幸せなら、ただそれでいい」としか、もう思えません。

この世に生まれてきてくれた長男に、生んでくれた妻に感謝して、これから先、楽しく一緒に成長していければ、何も言う事は無い。そんなことを、34歳の誕生日を目前にして、僕は思っています。

(中野雷太)