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北海道日高町のブリーダーズ・スタリオンステーションで種牡馬として繋養中だったタヤスツヨシ(牡16歳)が今日午前、右大腿骨々折のため死亡した。

同牧場からの連絡によると、タヤスツヨシは今日午前5時頃、放牧地に向かう途中の馬道で立ち上がり、バランスを崩して転倒した際に右大腿骨を骨折。安楽死の処置が取られた。

●ブリーダーズ・スタリオン・ステーション事務局  遠藤 幹氏のコメント
「社台スタリオンステーションから、こちらに移動してきて4年目になりますが、良く頑張ってくれていました。サンデーサイレンスの初年度産駒の一員として、馬産地でも人気のある種牡馬で、今年も79頭の種付けを行っていました。このような結果になってしまい、とても残念に思います」

●鶴留調教師のコメント
「サンデーサイレンスの初年度産駒として、ジェニュインやフジキセキといった強力なライバルのいる世代の中でダービーを獲ってくれた、私にとっては良い思い出のある馬です。
やんちゃな馬で、レースでは出遅れも多かったのですが、ダービーではスタートもちゃんと出てくれました。5月にスタリオンで会ってきた際、周りの皆さんからとても可愛がられている様子が印象的でした。まだ16歳、少し早いですね。かわいそうです」

※競走成績  
13戦4勝

主な勝鞍   
1995年東京優駿(GI)  
1994年ラジオたんぱ杯3歳ステークス(GIII)

(JRA報道室発表)


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