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今年前半の国内ダートナンバーワン決定戦とも言える統一ダートグレード競走(Jpn1)第31回帝王賞(1着賞金7000万円、ダート2000)は大井競馬場に全国から13頭を集めて行われ(JRAのスイフトカレントは競走除外)、1番人気のフリオーソ(船橋・川島正行厩舎、戸崎圭太騎乗)が好スタートからマイペースで逃げ、後方から追い込んだボンネビルレコードに1馬身半の差を付けて鮮やかな逃げ切り価勝ちを収めた。川崎のコウエイノホシが3着に入り、愛知のマルヨフェニックスが4着に入る健闘をみせ、2番人気のワンダースピードは5着だった。

 勝ったフリオーソは3月のダイオライト記念以来の競走。昨年は7月のジャパンダートダービーを勝ち3歳ダートナンバーワンの座に立ったが、古馬との戦いとなった秋からはJBCクラシック2着の後、ジャパンカップダートでは10着に大敗。その後も東京大賞典、川崎記念で共に2着となかなかJpn1のタイトルに手が届かなかった。

 父ブライアンズタイム、母ファーザ(その父ミスタープロスペクター)という血統。新冠ハシモトファームの生産でダーレー・ジャパン・ファームの所有馬。
 これで通算成績は15戦6勝となった。全日本2歳優駿、ジャパンダートダービーに続いてJpn1は3年連続で3勝目。管理する川島正行調教師の獲得賞金は2億円を大きく超えて地方競馬では断然のトップ。


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