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デビューを前にした能力検査で余裕の1着入線を果たし、早くからその大物ぶりと顔に描かれた「ハート流星」模様でデビュー前から注目を集めていたホッカイドウ競馬のマサノウイズキッド(牡2歳・堂山芳則厩舎)が、今日の旭川競馬第4レースのJRA認定新馬戦フレッシュチャレンジ(ダート1000メートル)に出走した。

 旭川競馬場はハート型コロッケのプレゼントなどもあり、普段とは違うカップルや親子づれの入場が多く、パドックのまわりでは「かわいい」などの声が多くかかっていた。
 504キロの体重で登場したマサノウイズキッドは、初めて見るファンの列に最初は少しイレ込み気味の様子だったが、宮崎光行騎手が騎乗するころには落ち着きを取り戻し、悠然と馬場入りした。

 断然の1番人気で迎えた第4レースでは、スタート良く飛び出した後、向正面で一気に先頭に立つと3コーナーから後続を引き離し、宮崎騎手が手綱を持ったままでのゴール。タイムは1分01秒9で、2着に35メートルの大差をつけての勝利。評判どおりの大物ぶりをアピールする結果となった。

●宮崎光行騎手のコメント
 スピードがあり、期待どおりの走り。追わないで水準以上の時計で走れているし、まだまだ強くなりますね。

●堂山芳則調教師のコメント
 この後は一息入れてJRA札幌開催の交流戦か、モエレアドミラルのようにホッカイドウ競馬の重賞競走を目指します。


(ホッカイドウ競馬プレスリリースによる)


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