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6月29日(日)阪神競馬場で行われる第49回宝塚記念に出走予定のアルナスラインについて、追い切り後の共同記者会見での関係者のコメントは以下の通り。

●アルナスラインについて松元茂樹調教師

「今朝の追い切りは、時計が遅くて軽すぎたかなと思います。なので、明日また15-15くらいをやろうかなと考えています。オーバーワークになるよりは、これくらいの方がいいと思っています。

ここまでは、本当に順調に来ています。メトロポリタンステークス、目黒記念を使って、体調もいい意味で変わらず、それでいて上昇と言いますか、疲れもなく、いい状態で来ています。

目黒記念は、この馬自身、一生懸命走ってくれているし、勝ちに等しいかなと思っています。オープン特別しか勝っていない馬ですし、今年重賞ウイナーの仲間に入れればと思っています。

どこからでも競馬のできる馬、展開はそれほど気にしていません。あれだけのジョッキーですし、レースは騎手に任せます。道悪は、経験していませんけど、十分に対応できると思います。

ファン投票でも上位に選んでいただき、ありがとうございます。なんとか上位争いできるような状態に持って行きたいと思いますので、どうか応援してやってください」


●アルナスラインについて和田竜二騎手

「今朝の追い切りは、終い一杯に追うように指示されていました。全体的に時計はかかったけど、前半の折り合いはすごくついて、内容は良かったと思います。今日の追い切りは、前走から意識していたことに対して凄く収穫もあったし、今日の感じから自信もついたし、最高のパフォーマンスを出せると思っています。

休み明けの時が、この馬は凄く良い仕上がりでした。それに応えて強い競馬をしてくれましたけど、前走は、馬場も悪くてハンデ戦、落とした感じではありますけど、十分に力はある馬です。

この馬は本当に強い馬、大きいタイトルを獲れる馬だと思っています。まだ重賞を勝っていませんけど、GIのこの相手でも、この馬の力を出し切れれば、見劣りはしません。馬と呼吸を合わせて行ければ、ポジションはどこでもいいし、どんな距離でも走れるし、どんなことでもこなせると思います。極端に悪くならなければ、道悪も他の馬よりはこなせるでしょう。

まだまだこれから出世してくる馬ですけど、ここでタイトルを獲らせてあげて、秋に大きい所へ行きたいと考えています。力を出し切れるように頑張ります」

(取材:中野雷太)


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