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阪神10Rの第13回マーメイドステークス(GIIIハンデ・牝馬限定・芝2000m)は最軽量48キロの最低12番人気トーホウシャイン(高野容輔騎手)が優勝、大波乱となった。ピースオブラヴが後続を離して逃げる中、道中は後方3番手の内々追走。4角で中盤まで押し上げると、直線も内ラチ沿いからスルスルと脚を伸ばして2番手へ。最後は外へ出して逃げ粘るピースオブラヴをゴール前捉えた。勝ちタイムは2分3秒5(重)。1馬身1/4差2着に10番人気ピースオブラヴ、さらに1馬身1/4差で3着に直線外から脚を伸ばした5番人気ソリッドプラチナムが入った。3連単193万350円。1番人気ベッラレイアは道中3番手追走も直線伸び切れず5着に敗退。

トーホウシャインは栗東・崎山博樹厩舎の5歳牝馬で、父スペシャルウィーク、母ホークズフォーチュン(母の父Silver Hawk)。通算22戦3勝。

~レース後のコメント~
1着 トーホウシャイン(高野騎手)
「今年まだ勝っていませんでしたし、この勝利はプレゼントですね。軽ハンデ、そして直前の大雨がいい方向に向いたと思います。内にササる面があるので思い切って後方を進みました。3コーナー過ぎから内ラチ沿いが空いたのでそこを狙って行きましたけど、正直ここまでいい脚を使ってくれるとは思いませんでした。2番手に上がった時、『あれっ?』という感じでしたし、『これ、重賞だよな?』と思いました。でもこの勝利をきっかけに上位を狙っていきたいと思います。ハンデが48キロに決まって乗れなくなった川島騎手が中間も内にササる面を矯正するためにずっと調教をつけてくれていました。そういうスタッフの努力のお陰です」

3着 ソリッドプラチナム(幸騎手)
「少しノメりながら走っていました。外に出してからはよく伸びていますけど、体もない馬ですし、馬場がよければもっとやれたと思います」

4着 ブリトマルティス(武豊騎手)
「レースはスムースでしたけど、前も捕まえられなかったし、後ろからも差されたし、53キロでも重かったのかもしれません。距離ももう少し短い方がよさそうです」

5着 ベッラレイア(秋山騎手)
「馬の状態はよかったけど、ずっとノメっていました。馬場状態がすべてですね」

(平田師)
「とりあえず夏は休養させます。秋は牝馬戦線、長いところを目指していきます」


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