中野雷太アナ「ささやかな望み」 [実況アナ!]
2008/05/09(金) 10:46


「子供はすごくかわいい」、小林アナのその気持ち、メチャクチャわかります。うちは前回のコラム(2月29日アップ)で書いたように、ただいま妻が妊娠中。出産予定は7月中旬なのですが、現在妊娠8か月、お腹も気がつけば、スイカくらいの大きさとなり、歩き方も、遠目に見ると、まるでペンギンのようになっています。

お腹の中にいる我が家の長男(男でした)、この2か月でグングン成長して、来週の検診時には、おそらく2000gに達しそうな勢い。これは時期を考えると、かなり大きめなようで、クリニックの先生からは「親(特に父)が大きいからね」と言われています。4D写真(前回も書いたけど、今の医療技術は凄い!)で見る限り、目はどちらかと言えば妻似、鼻から下は、僕に似ているともっぱらの評判。実物がどうなのかは、出てこなければわからない話ではありますが、鮮明な4D写真のおかげで、ある程度の推測は出来ています。

とは言いながらも、実際はドキドキものですけど、そんなことより、今はとにかく無事に出てきてもらって、一日も早く対面したい、そして抱っこしたいの一心。不思議なもので、今の僕には、それだけが楽しみと言っても過言ではないくらいの状況なのです。自分がこんな気持ちを覚えるなんて、1年前には全く思わなかったのですから、人生、何がどうなるか、本当にわからないものです。

そんな長男、さすがに大きくなってきたせいか、お腹の中でのキックやパンチが、破壊力を増してきているようです。よく、出てきた赤ちゃんは、3時間おきくらいにぐずったりすると言われますが、うちの子は、今もそれくらいの周期で、キックやパンチを妻に浴びせています。最近は、「ウッ…」とくるくらい(妻談)だそうで、確かに、僕がお腹に手を当てていても、「ボンッ!」と強い衝撃が伝わってきます。「これって、暮れに大阪ドームで見たK1の影響か?」と勝手に思っていた僕ですが、赤ちゃんは誰でもするようで、残念ながら、その説は完全に間違っていました。

そしてもう一つ、パンチやキックほどの衝撃では無いけど、一定のリズムを刻みながら、「ポコン、ポコン」とお腹に振動が伝わる現象があります。これを初めて認識した時、僕は「一定のリズムを刻みながら体(の一部)を動かすなんて、こいつは音楽の才能があるのでは?もしかして、生まれながらの天才ドラマー??」と思ってしまったのですが、そのことをクリニックで先生に話してみると「あっ、それはしゃっくりよ。肺呼吸をするための準備ね」と、あっさり却下されてしまいました。うーん、赤ちゃんって、色々わからないことだらけ。でも、その分面白いものです。

こんな話を周囲ですると、意外な「親バカ」に思われる僕ですが、今、僕には望むことがあります。それは、妻と子供と3人で、JRAの競馬場に遊びに行ってみたい!ということ。これは妻とよく話しているのですが、早ければこの秋、2度ある3日間開催中に、なんとか実現させたいと思っています。

仕事後の競馬場内の帰り道、親子連れの競馬ファンに、最近かなり目がいくようになりました。共通して言えるのですが、皆さん、それぞれ本当に楽しそうなのですよね。疲れて寝てしまった子供を抱えるお父さん、その横で空席のベビーカーを押しているお母さん、そんな夫婦の姿を見ていると、僕も早くその仲間入りしたいなと、思えてなりません。

JRAの競馬場が素敵な家族向けスポットかもしれないということは、これまで散々施設を見てきてましたし、今でも頭ではよくわかっています。でも今の、というかこれからの、この状況になった自分だからこそ、それをリアルに感じられそうな気がするのですよね。好天の競馬場、子供と一緒に芝生で寝転んだり、ビール片手に(子供にはミルク?)お弁当食べたり、子供を抱えてお馬さんを見に行ったり、ポニーに触れたりなどなど、これまでとは違った視点で、競馬場という空間を、色々な角度から楽しめそうな気がしますし、是非ともそれをやってみたい、そう願う自分がいるのです。

そういう経験を積み重ねると、これまでとはまた違った景色が、自分の前に広がることでしょう。それら全てを楽しんで、また仕事にも反映させていけたらいいなと、勝手に思っています。