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船橋競馬場で行われた第20回かしわ記念(JpnI・1600m)は、帝王賞馬ボンネビルレコードが距離不足の不安を撥ね返してJpnI2勝目を挙げた。勝ち時計は1分37秒6。鞍上は大井の的場文男騎手。2着はブルーコンコルド、3着はワイルドワンダー。

 レースは3コーナー過ぎでシャドウゲイトが3番手から先頭に立ち、出遅れた後、中団につけていたワイルドワンダーは外を回りながら強引に進出し先頭に並びかけて4コーナーへ。内々を進んでいたブルーコンコルドも連れて仕掛け、後方にいたフジノウェーブもこの争いに加わり、直線入口では4頭が横一線に並んだ。 ボンネビルレコードは中団待機から、この争いを見る形で4コーナーでは5番手。
 シャドウゲイトが最初に脱落し、フジノウェーブも脚が上がって、ワイルドワンダーとブルーコンコルドの一騎打ちかと思われたが、ボンネビルレコードが勢いよく伸び、2頭を纏めて交わして残り200mで先頭。後は的場文男騎手の手綱に応え、2着以下を完全に突き放した。

 ボンネビルレコードは、父アサティス、母ダイワスタン(母の父マルゼンスキー)という血統の牡6歳。美浦の堀井雅弘厩舎の管理馬。大井競馬時代に重賞4勝。去年春にJRAに移籍後、帝王賞でブルーコンコルド、サンライズバッカス等を退けてJpnI初優勝。かしわ記念でJpnI2勝目となった。通算成績36戦8勝。



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