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中山11Rの皐月賞(3歳GI・芝2000m)は、7番人気キャプテントゥーレ(川田将雅騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分01秒7。2馬身半差の2着に6番人気タケミカヅチが、ハナ差の3着に1番人気マイネルチャールズがそれぞれ入線。

スタート直後から押して先頭に立ったキャプテントゥーレ。ブラックシェルやショウナンアルバが控えたことでマイネルチャールズも中団からの競馬となった。平均的なペースでレースは流れたが3コーナー付近でショウナンアルバが外から一気に行ったことで中団に位置していた有力各馬が一気に動いた。しかし4コーナー手前でショウナンアルバの手応えが怪しくなると、間を割ってマイネルチャールズが進出。しかし、直線に向いたときにはすでにキャプテントゥーレのリードはセフティーリードだった。鞍上の川田将雅騎手はこれが初のGI勝利となった。川田騎手は初重賞制覇の際も逃げ切り勝ちだった(2006年小倉大賞典・メジロマイヤー)。

レース後のコメント
1着 キャプテントゥーレ 川田将雅騎手
「レースでは追い切りほど切れない馬ですし、内に行く馬もいなかったので、思い切って逃げました。道中はいいリズムでしたし、早めに差をひろげようと思って4コーナーで追い出して行きました。直線でターフビジョンを見たらあまりに差がついていて、場内もどよめいていたので、これは勝てるのではと思いましたね。初GI制覇、素直に嬉しいです。馬に『ありがとう』と言いたいです。ダービーでも頑張ってくれると思います」

森秀行調教師
「もともと完成度の高い馬で、賞金的にも十分足りていたので余裕を持って仕上げられました。ただ、馬体は思ったよりも減っていましたね。少しジリッぽい馬なので、こんな馬場も向いたのでしょう。自分から押し切るレースができました。久々のGIですし、縁の深いスキーパラダイスの血統で勝てたことも嬉しいですね。ダービーでも自分のレースをするだけです」

2着 タケミカヅチ 柴田善臣騎手
「今日は折り合いついて、いい感じだった。気持ちが入っていて出来も良かった。もう少し流れて欲しかったが、仕方ないね」

3着 マイネルチャールズ 松岡正海騎手
「ずいぶん折り合いもついて、もう少し流れてくれれば良かった。馬体は減っていたが、いい感じだった。ダービーに向けては距離延びても問題ないですよ」

4着 レインボーペガサス 安藤勝己騎手
「想定外の競馬になったね。外に出してマクるとは考えていなかった」

5着 レッツゴーキリシマ 幸英明騎手
「流れに乗って渋太く最後まで頑張ってくれました。一瞬だけ2着あるかと思ったが、折り合いつけばこれぐらいはやれる馬。今日も無理に引っ張らずにスムースな競馬をするようにしました。チークピーシズの効果もありましたね」

6着 ブラックシェル 武豊騎手
「馬群の真ん中で動けない位置。直線もう少し弾けるかと思ったけれど弾けなかった。こういう馬場は良くないね」

9着 スマイルジャック 小牧太騎手
「馬なりでいい位置を取って、絶好の手応え。3コーナーで『これは勝てるかも』と思ったぐらい。なのに直線の手前で手応えが急になくなってしまいました。あれっ?という感じでした」

11着 フローテーション 内田博幸騎手
「のめっていた。良の方がいいね」

14着 ショウナンアルバ 蛯名正義騎手
「今日は中団から進めたが、フットワークはバラバラ。コントロールがきかなかった。気性の問題だね」


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