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阪神11Rの第68回桜花賞(GI・芝1600m)は12番人気の伏兵レジネッタ(小牧太騎手)が優勝、GI初制覇を飾った。道中は中団後方を追走。直線外から脚を伸ばし、追い比べからゴール前抜け出した。勝ちタイムは1分34秒4(良)。1/2馬身差2着に15番人気エフティマイア、さらにクビ差で3着に5番人気ソーマジックが入り、3連単700万2920円の大波乱。

1番人気トールポピーは後方から直線伸び切れず8着に敗退。2番人気リトルアマポーラは後方からゴール前鋭く伸びたものの5着、3番人気オディールは中団から見せ場なく12着に沈むなど上位人気馬は振るわなかった。

レジネッタは栗東・浅見秀一厩舎の3歳牝馬で、父フレンチデピュティ、母アスペンリーフ(母の父サンデーサイレンス)。通算7戦3勝で、重賞は初制覇。

~レース後のコメント~
1着 レジネッタ(小牧騎手)
「(最初、泣いて声が出なかったが)全国の皆さん、ありがとうございました。ようやく勝てました。悔しい思いをしていましたので本当に嬉しいです。馬が前走よりよくなっていました。直線もしっかり伸びてくれました。調教師や関係者の皆さんに感謝です。勝負根性もありますし、これからも楽しみです」

(浅見師)
「それにしても、こんなに走ってくれるとは、という気持ちです。ゲートの中でテンションが上がっていて、これまでも練習は積んでいるんですけど、今後に向けてまた取り組んでいかなければと思いました。直線は凄い脚で弾けてくれて、本当に嬉しかったですよ。今日のことを忘れずに、また調教していきたいと思います。この後は出来ればオークスに向かいたいと思いますけど、一旦放牧に出します。こういうレースは中々勝てませんから夢のような気持ちです」

2着 エフティマイア(蛯名騎手)
「勝ったと思ったけどねぇ…。馬も落ち着いていました。連勝して期待していた馬で、その後成績が悪かったですが、暖かくなって馬がよくなってきていました。ここまでやれるとは思っていなかったから惜しかったです」

3着 ソーマジック(後藤騎手)
「強い相手にこういう競馬が出来たことは収穫で、これからも楽しみになりました。距離に対しても自信がついたので次も楽しみです。まだまだよくなると思います」

4着 ハートオブクィーン(水野師)
「ここまで結果を出すことが出来ませんでしたが、ホッとしました。デキよく送り出せましたし、幸騎手もうまく乗ってくれました。距離が長いかなという気もしますが、折り合いもつきますから、この後はオークスに向かいたいと思います」

8着 トールポピー(池添騎手)
「ゲートもうまく出たし、仕掛けもしてなくて勝ち馬の後ろにつけられました。引っ掛かりもしなかったのにどうして伸びなかったのか分かりません。もう少しいいレースが出来ると思ったのですが…」


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