10月10日(水)「鎌倉記念はヴァイタルシーズが制す」他 [全国競馬情報]
2007/10/10(水) 20:13


●●鎌倉記念(川崎)はヴァイタルシーズが制す●●

 川崎競馬場では南関東最初の2歳重賞で、全日本2歳優駿トライアルの第6回・鎌倉記念(地方交流・S3・1500m)が行われ、1番人気に支持されたヴァイタルシーズが優勝した。
 左海誠二騎手が手綱を取ったヴァイタルシーズは好スタートから先手を取り得意の形に持ち込んだ。向正面でアオゾラ、ノースダンデーが並びかけてはきたものの逆に突き放し、最後は追いすがるノースダンデーに4馬身もの差をつけて逃げ切り、全日本2歳優駿への優先出走権を獲得した。
 2着ノースダンデー(船橋)、3着はブラウンアマゾン(北海道)。

 ヴァイタルシーズは父カコイーシーズ、母グランジョワ、母の父メイジロライアンと言う血統の牡2歳。川崎の武井榮一厩舎の管理馬。通算成績は5戦3勝。3勝はいずれも逃げ切ったもの。


●●岐阜金賞(笠松)、マルヨフェニックス8馬身差圧勝●●

 笠松競馬場(晴、良)では3歳馬の重賞=第31回岐阜金賞(1900m・1着賞金320万円、10頭)が行われ、前走大井で行われた黒潮盃(SII)を制したマルヨフェニックスが単勝1.2倍の断然人気に応えた。
 先手を取ったマルヨフェニックスは3コーナーでリードを広げにかかると直線でも脚色は衰えず、最後は鞍上の尾島徹騎手が手綱を抑える余裕も見せ、2着コパノアグリグロに8馬身差をつける圧勝で5度目の重賞制覇を飾った。
 マルヨフェニックスは父エイシンサンディ、母ビューティーエミ(その父ビーインボナンザ)という血統の牡馬。笠松・柴田高志厩舎の所属で、通算成績は11戦7勝となった。


●●道営スプリント(旭川)、セイウンドーバーが重賞初制覇●●

 旭川競馬場(晴・不良)で行われた重賞・第2回道営スプリント(デュランダル賞、H2・1000m・1着賞金200万円)は10頭が出走し、3番人気のセイウンドーバー(國信滿厩舎、五十嵐冬樹騎乗)が3番手追走から直線で抜け出し、3/4馬身差をつけて59秒7のタイムで勝って重賞初制覇を飾った。好位のインから伸びた昨年の覇者アドミラルサンダーが2着、ファインドロップが3着に逃げ粘り、1番人気のビービーバーニングは5着に敗れた。

 勝ったセイウンドーバーは父Delaware Township、母Chubbs(その父Gold Crest)という血統の米国産の4歳牡馬。JRAで2勝を挙げた後今年4月に北海道へ転入、9月12日のトライアル・グランデラ賞でビービーバーニングの2着に入った後、7日後に出走したA3特別戦を勝ってこのレースに臨んでいた。通算成績は18戦4勝(うちJRA7戦2勝)。


●●白毛馬「ハクバノイデンシ」明後日デビュー●●

 12日(金)の川崎競馬第3レース・JRA認定2歳新馬戦(1400m・1着賞金200万円)で、「白毛」のハクバノイデンシ(川崎・福島幸三郎厩舎)がデビューを迎えることになった。

 ハクバノイデンシは父が白毛馬として1997年に日本競馬史上初の勝ち星を挙げたハクホウクン、母がフラッシュリリー(その父マグニテュード)という血統の牝馬で、1歳上の全兄に同じく白毛のハクバノデンセツ(牡4歳、川崎・佐々木吉郷厩舎)がいる。

 日本における白毛馬は、1979年に黒鹿毛の父ロングエースと栗毛の母ホマレブルの間に突然変異で誕生したハクタイユー(ハクホウクンの父)以来、現在までに16頭しか生まれていない。

<参考:現役の白毛馬> ※成績は今日時点
☆ホワイトベッセル(牡3歳・JRA 5戦2勝)
☆ユキチャン(牡2歳・JRA 1戦0勝)
☆マルマツライブ(牝4歳・北海道 15戦2勝)
☆ハクバノデンセツ(牡3歳・川崎 2戦0勝)


●●2歳戦の結果●●

<旭川> (曇、不良)
★JBC協会から寄付されたアグネスタキオンの種付け料相当の金額(600万円)を賞金として全3回実施する2歳オープン戦「アグネスタキオン・プレミアム」の第1弾=アグネスタキオン・プレミアムI(1600m・1着賞金200万円、1番ゴールドカラー出走取消)が8頭で争われ、1番人気のビービーナエトル(角川秀樹厩舎、山口竜一騎乗)が直線半ばで先に抜け出しを図ったモエレラッキーを捉え、1馬身差をつけて勝った。追い込んだ4番人気ベストオーカンがゴール前で2着に上がり、2番人気モエレラッキーが3着だった。
 ビービーナエトルは父バブルガムフェロー、母ダイナカプリ(その父サウスアトランティック)という血統の牡馬で、今年6月12日の新馬戦フレッシュチャレンジ以来の勝ち星を挙げた(通算成績5戦2勝)。


★JRA認定未勝利戦=アタックチャレンジ(1着賞金110万円)は3鞍行われた。第3レース(1000m、9頭)では1番人気フラワーバード(原孝明厩舎、佐々木国明騎乗)が後続に2馬身半差をつけて逃げ切り2勝目。父ニューイングランド、母コルコバード(その父ホスピタリティ)という血統の牝馬で、通算7戦目での認定競走初勝利となった。

・牝馬限定戦の第4レース(1500m、9頭)では2番人気ヒデノソニック(田部和則厩舎、服部茂史騎乗)が5番手からゴール前でモエレカトリーナをクビ差差し切った。父フサイチソニック、母アイリッシュローズ(その父ヤマニンスキー)という血統で通算4戦目での初勝利。

・第6レース(1500m、10頭)では、先に抜け出したライクトニーを1番人気コンフィダント(米川昇厩舎、小国博明騎乗)がゴール直前で半馬身差差し切り人気に応えた。父アフリート、母オールインオール(その父コタシャーン)という血統の牡馬で、母の2歳上の姉に1996年の桜花賞馬プリモディーネがいる。

★一般の未勝利戦も2鞍行われ、マリエンバード産駒の牝馬ルースラインとトワイニング産駒の牡馬サントワインがともに1番人気に応えて勝っている。

★第8レースで行われた2歳4−1組(1500m)では、クリプティックラスカル産駒の牡馬シャンクスが4コーナー6番手からの差し切りで8月29日のアタックチャレンジ(1000m)に続く連勝を決めた。通算成績はこれで7戦2勝。

<川崎> (晴、稍重)
 選抜競走(1400m・1着賞金140万円、11頭)が行われ、1番人気のドリームスカイ(内田勝義厩舎、今野忠成騎乗)が3番手から抜け出し後続に3馬身差をつける快勝、前走の一般競走から2連勝を決めた。父スウェプトオーヴァーボード、母コクサイリボン(その父コリムスキー)という血統の牡馬。

<園田> (晴、重)
 一般競走(1400m)が2鞍行われ、オース産駒の牝馬ミリオンフィルムズとサウスヴィグラス産駒の牡馬レガーロが1番人気に応え勝ち上がった。


●●川崎競馬で新たな陽性馬はなし●●

 川崎競馬から9日(火)と今日に実施した61頭に対する馬インフルエンザ簡易検査の結果が発表され、新たな陽性馬はいなかった。検査対象となった馬の内訳は入退厩予定馬17頭と、今日の川崎競馬のレースに出走予定の44頭の計61頭。

(川崎競馬ホームページによる)


●●岩手競馬の「スタリオンシリーズ」日程決まる●●

 日高軽種馬農業共同組合から、種牡馬アドマイヤボスの明年度の種付け権利3頭分を提供された岩手競馬では「スタリオンシリーズ・アドマイヤボス賞」の実施を決定していたが、今日その日程が発表された。以下の3レースの勝ち馬の馬主に対し、副賞として種付け権利が提供される。
 このシリーズは、9月に日高軽種馬農業協同組合から「生産者団体として岩手競馬の活性化に役立てて欲しい」という趣旨により、現在ホッカイドウ競馬で実施されている「スタリオンシリーズ」を岩手競馬でも実施できるようにと、同組合が所有しているアドマイヤボスの配合権利を提供されたことにより実現した。
 岩手のアドマイヤボス産駒には、先日のOROカップでコスモバルクの2着に入り岩手の芝戦線でトップクラスの実力を持つボスアミーゴなどがいる。


第1戦 10月20日(土) 第7回黄菊賞(盛岡、2歳オープン・芝1700)
第2戦 11月10日(土) エクセレント競走(水沢・A1級・ダート1600)
第3戦 11月24日(土) エクセレント競走(水沢・A1級・ダート1600)

(岩手県競馬組合発表による)