8月28日(火)「園田、明日は開催も明後日以降中止、大井は日曜のみ中止」ほか [全国競馬情報]
2007/08/28(火) 19:57


●●園田競馬、30日(木)と来週からの開催を中止●●

 園田競馬場では今日と明日の出走予定馬86頭のうち、昨日陽性反応が出た馬と同じ厩舎の馬19頭を検査キットで再検査したところ、7頭に馬インフルエンザの陽性反応が出た。
 また、今週の園田競馬(28日〜30日)に出走予定の馬以外で発熱などの症状を呈した馬に検査を行った結果、5頭から陽性反応が出た。

 これにより、兵庫県競馬組合の所属馬で馬インフルエンザの陽性反応が出たのは合計53頭となった(22日に2頭、26日に1頭、27日に38頭、28日に12頭)。これらの馬についてはすでに隔離などの措置を取っている。
 兵庫県競馬組合では明日29日(水)の開催については、再検査した19頭を除く園田所属の出走馬全19頭について当日早朝に再検査を行い、陰性馬のみを出走させることになった(調教施設である西脇トレーニングセンターについてはこれまでに陽性馬が出ていないことから、昨日の検査キットによる検査及び健康診断により出走させることになっている)。
 
 なお、30日(木)の園田競馬、および9月4日(火)から13日(木)までの間に6日間の開催が予定されている第10回園田競馬については、競走馬の確保ができないことから中止となることが決まった。

※明日の園田競馬は全10レースの出走馬計95頭中午後6時現在で馬体故障1頭を含む17頭が出走取消と発表されている。

(兵庫県競馬組合、地方競馬全国協会発表による)


●●大井競馬、次回開催を1日削減、大井所属馬だけで開催●●

 TCK特別区競馬組合は、今日28日(火)、馬インフルエンザウイルスの感染拡大を防止する観点から、次回予定されている第10回大井競馬の開催を、小林分場を含む大井競馬場所属馬で実施することを決めたと発表した。この開催には南関東の浦和、船橋、川崎競馬場所属馬は出走しないことになる。
 なお、この競馬の実施にあたり、27日(月)に行った馬の検査の結果及び大井競馬場全所属馬(小林分場を含む)の馬インフルエンザ簡易検査の結果を踏まえ、9月2日(日)から始まる6日間の開催予定だった第10回大井競馬は開催を1日削減して3日(月)から5日間の開催となる。
 また、競馬の公正を確保する観点から、馬インフルエンザウイルス陽性馬の出走を防ぐため、31日(金)に大井競馬場及び小林分場の在厩馬全頭の簡易検査を行う。さらに、競走当日は、出走予定馬全頭の簡易検査を行う。(検査結果によっては開催について更に変更の可能性もある)
 このような状況から、9月5日(水)に予定されていた重賞の「アフター5スター賞」は、この開催で行わないことになった。予定されていたイベントなどについては未定となっている。

 大井競馬場では18日に馬インフルエンザ発症の可能性のある馬を確認し開催を中止したが、検査の結果、馬インフルエンザウイルス陰性が確認された。
 その後23日馬に発熱馬を確認し簡易検査の結果陽性馬4頭が確認され、翌24日に大井競馬場全在厩馬676頭を検査した結果陽性馬91頭をを確認、26日に発熱馬7頭のうち陽性馬4頭が確認された。
 27日には小林分場の全在厩馬176頭を検査し4頭の陽性馬を確認、同日大井で発熱馬4頭中陽性2頭、今日28日にも発熱馬3頭中陽性馬1頭が確認され、陽性馬の累計は106頭となった。


●●名古屋競馬、4日からの開催は可能と判断●●

 愛知県競馬組合は今日午前9時からの執務委員会で来週9月4日(火)からの第12回名古屋けいば(サファイヤシリーズ)の開催について検討した結果、競馬の公正を確保するため、下記の措置を講ずることで開催は可能と判断し、開催する方向で準備を進めることを決定したと発表した。

(1)出走投票のあった競走馬に対し出走前日に、馬インフルエンザ簡易検査を行う。
(2)出走当日、弥富トレーニングセンターで獣医師による馬体検査を行う。
(3)出走当日、名古屋競馬場で、獣医師による十分な馬体検査を行う。

※なごや競馬のホームページのニュースリリースによると、名古屋競馬では調教施設である弥富トレーニングセンターに在厩する全622頭に対して簡易検査キットによる馬インフルエンザの検査を実施し、その結果47頭から陽性反応が出たため、緊急に隔離措置を行った。また検査では発熱等インフルエンザの発症が見られる競走馬が15頭確認されている。


●●金沢競馬、馬インフルエンザ感染馬は全て陰性に転じる●●

 金沢競馬場で馬インフルエンザに感染していた117頭について、今日全馬が陰性に転じたことが確認された。
 金沢競馬場では21日(火)までに所属する全548頭の検査を行い、117頭の感染が確認されたが、その後の再検査の結果25日に3頭、28日には114頭が陰性に転換していることが確認されたもの。

 なお、今週末の来月2日(日)、3日(月)の開催に当たっては、更なる競馬ファンの信頼を確認するため、開催日前に出走予定馬全頭(陽性から陰性に転じた馬を除く)について、改めて簡易検査キットによる検査を行い、レースを行うことにしている。

(石川県競馬事業局発表による)


●●岩手で新たに1頭の陽性を確認●●

 岩手県競馬組合は、今日28日(火)に水沢競馬場に在厩している競走馬1頭が発熱などの症状を示したため、簡易検査キットによる検査を実施した結果、陽性反応が確認されたと発表した。これで今日午後4時現在、陽性反応確認頭数の合計は47頭となった。
 なお、22日から24日までに陽性反応が確認され、隔離措置が取られていた24頭のうち23頭については、簡易検査キットによる再検査を行った結果、陰性であることが確認されたことから、隔離していた厩舎から従来の厩舎に帰厩していることも明らかにしている。


●●新設のブリーダーズゴールドジュニアカップにディラクエなど14頭●●

 旭川競馬場で明後日30日(木)に行われる新設重賞第1回ブリーダーズゴールドジュニアカップ(1着賞金100万円、ダート1600)の枠順が下記の通り決まった。イノセントカップで強豪エックスダンスに1馬身半差まで迫ったディラクエやスニッツェル賞でエックスダンス、ディラクエに次ぐ3着となり前回のアルカセット賞を5馬身差で圧勝のブライトフェースなど期待馬が揃っている。

1枠 1番ディラクエ     山口竜一
2枠 2番ナチュラルプラス 馬渕繁治
3枠 3番ライトオブマリア  小林靖幸
3枠 4番ブライトフェース  齋藤正弘
4枠 5番ミヤマフェロー   小国博行
4枠 6番ボク         佐々木国明
5枠 7番リュウケン     川島洋人
5枠 8番ガッツマンテン  井上俊彦
6枠 9番ブルーパーティ  五十嵐冬樹
6枠10番マサノミネルバ  服部茂史
7枠11番ジェイドファスト  川島雅人
7枠12番モエレマーメイド 宮崎光行
8枠13番ビービーライナー 桑村真明
8枠14番エンジェルギフト 岩橋勇二


●●主な2歳戦の結果●●

 旭川競馬場ではJRA認定の未勝利戦アタックチャレンジが2レース行われた。

★第3レースの1000メートル戦(8頭)は1番人気のワンダフルガール(若松平厩舎、佐々木国明騎乗)が1分2秒7の好タイムで2着に半馬身を付けて勝った。
 ワンダフルガールは父グラスワンダー、母マチカネハナマツリ(その父デンビー)という血統の牝馬。先月25日の一般の未勝利戦を勝っており、通算成績は5戦2勝。認定競走は4、3、2、そして今回1着と着実にステップアップしてきた。

★1500メートルで争われた第4レース(11頭)も1番人気のゴールドカラー(田中正二厩舎、川島洋人騎乗)が勝った。
 ゴールドカラーは父ゴールドアリュール、母パーフェクション(その父マキャベリアン)という血統の牡馬。5月のデビュー戦フレッシュチャレンジでは7着だったが、一息入れて7月に一般の未勝利戦2戦とアタックチャレンジ1戦でいずれも2着。今月9日のアタックチャレンジも2着と4戦4連続で2着が続いていた。通算成績は6戦1勝。

★旭川競馬場で行われた2歳のオープン戦(1着賞金30万円、ダート1500、12頭)は1番人気のネイチャーグロウ(恵多谷豊厩舎、五十嵐冬樹騎乗)が2着に4馬身差を付けて圧勝した。
 ネイチャーグローは父カルラネイチャー、母セイワロートス(その父ハープアイル)という血統の牡馬。5月にデビュー後、7月の一般の未勝利戦を勝ちアタックチャレンジで2回連続2着の後、今月16日のアタックチャレンジを勝っており、これで7戦3勝。

★旭川競馬場で行われた2歳のオープン戦ウィナーズチャレンジ(1着賞金50万円、ダート1000、8頭)は、最低人気のモエレヒストリー(黒川武厩舎、川島雅人騎乗)が最後方から追い込んで勝った。モエレヒストリーは父ファルブラヴ、母ユーザーヒストリー(その父ミスタープロスペクター、その母ユーザーフレンドリー)という良血牝馬。通算成績は6戦3勝。

★旭川競馬場では一般の未勝利戦が2レース行われ、それぞれタニノギムレット産駒の牝馬ファラドンとバイオマスター産駒の牡馬ヴァイオリンが5馬身差で圧勝している。

★川崎競馬場で行われた2歳の選抜戦(1着賞金140万円、ダート1400、7頭)はデビュー戦2着だった1番人気のエアエミネム産駒キュレーター(山崎尋美厩舎、山崎誠士騎乗)が追い込み勝ち。

★園田競馬場で行われた第3レースのキャリーアップ競走(1着賞金100万円、ダート1400、8頭)は、デビュー戦では2着だった2番人気のパラダイステンビー(吉行龍穂厩舎、田中学騎乗)が勝った。
 パラダイステンビーは父テンビー、母ヤマノベーチェル(その父アグネスカミカゼ)という血統の牡馬。

★園田競馬場第4レースのキャリーアップ競走(3レースと同条件)は2頭が取消して6頭で行われ、3番人気の牝馬ドニアザード(岡田利一厩舎、谷川真生騎乗)が勝った。ドニアザードは父バチアー、母ヒカリフレーム(その父ダイナガリバー)という血統。6月にデビュー後先月30日の一般戦を勝っており通算成績は4戦2勝。


●●五十嵐冬樹5勝の固め勝ち、内田博幸は年間300へあと1●●

 先週、今年のホッカイドウ競馬100勝目を挙げた五十嵐冬樹騎手は今日行われた旭川競馬で5勝(10戦)を挙げる活躍。これで今年のホッカイドウ競馬での勝ち星は105となり、121勝を挙げた2004年を上回るペースで勝ち星を量産中だ。
 五十嵐騎手は2002年から6年連続で100勝以上の勝星を挙げている。また昨年残り2日で7勝あった山口竜一騎手との差を大逆転してリーディングを獲得するなど今世紀に入って昨年まで6年間ホッカイドウ競馬のリーディングジョッキーのタイトルを守っている。

 昨年、JRAと地方競馬での通算勝星で524と日本の競馬史上最多勝の記録を作った大井競馬所属の内田博幸騎手は、今日の川崎競馬で2勝を挙げ今年の地方競馬での勝星を279とした。これにJRAでの勝星20を加えると299となり、さすがに昨年のペースよりは遅いが明日にも年間300勝到達となりそうだ。
 内田騎手は明日も川崎競馬で2R,4R,6R,7R,9R,10Rと6つのレースに騎乗を予定している。