12月29日(月)「東京大賞典はスターキングマン圧勝」 [全国競馬情報]
2003/12/29(月) 22:07


◎東京大賞典はスターキングマン圧勝

大井競馬場で行われた統一ダートグレード(GI)第49回東京大賞典(1着賞金8000万円、ダート2000)は、2番人気のスターキングマン(JRA栗東・森秀行厩舎、武豊騎乗)が中団待機から徐々に追い上げ、直線半ばで先頭に立ち後続を3馬身引き離して快勝。

レースは予想どおり逃げたカネツフルーヴを向正面で1番人気のサイレントディールと3番人気のビワシンセイキが早めに交して出て一旦後続を突き放したが、ワンテンポ仕掛けを遅らせたスターキングマンが3コーナー過ぎから追い上げて一気に捉え切った。

2着にはスターキングマンに合わせるように動いた地元の7番人気コアレスハンターが3馬身差で続き、ビワシンセイキが3着に粘り込んだ。

配当は単勝380円、馬番連複1620円、馬番連単2650円、3連複1990円、3連単7140円。

勝ったスターキングマンは父キングマンボ、母プリンセスティミド(その父ブラッシンググルーム)の牡4歳馬。9月の日本テレビ盃(船橋)以来の重賞2勝目でGI初制覇。通算成績は24戦7勝となった。

〜レース後のコメント〜

1着 スターキングマン(武豊騎手)
「パドックで跨った時、返し馬と雰囲気がすごく良かったので期待していた。流れが速かったので前半は後ろの方でじっとしていた。さすがに早いかな?という気もしたけど、何とか押し切れるだろうと思って3コーナーから一気に動いた。そのせいか、さすがに直線は長く感じたね。以前は短距離の方が合っている気がしたけど、今は2000mでも強い競馬ができる。これなら、来年が本当に楽しみ。海外でも十分やれると思う。僕自身、今年の最後の騎乗を勝利で飾れて本当に嬉しい」

(森秀行調教師)
「この秋、ずっといい状態をキープしていた。レースに関しては、全て武豊騎手に任せていたけど、流れも速くてこの馬に向いた。これまで一頭強い馬(アドマイヤドン)がいたおかげで中々勝てなかったけど、念願のGIを獲れて嬉しく思う。以前は左回りの短距離馬、というイメージだったけど、キングマンボの産駒だし、何よりこの馬自身が強くなっているから、距離も全然こなせるようになっている。この後は、川崎記念からフェブラリーS、選ばれればドバイへも遠征するつもり。そしてアメリカのレースを、春のうちに走らせてみたいと考えている」

2着 コアレスハンター(内田博幸騎手)
「今回も差す競馬がきちっと出来たことは収穫だったけど、あそこまで行ったら何とかしたかった。でも、この馬来年が本当に楽しみだよ」

3着 ビワシンセイキ(横山典弘騎手)
「よく頑張って走っているけど、最後は離されてしまった」

7着 サイレントディール(ペリエ騎手)
「馬が自分から行ってしまった、気持ちの問題だね」

8着 ナチュラルナイン(森下騎手)
「もっと走っていいと思うけど、中央で2度走った疲れがあるのかもしれない」

(取材:中野雷太)